虫歯予防は歯磨きだけではダメ 3つのポイント

3食後の歯磨きより虫歯予防に大切なこと

虫歯予防、できていますか。
最近は腸内環境もさることながら、口内環境の見直しもよく取り上げられています。

虫歯はもちろん、歯周病は肺炎・脳梗塞・心臓血管疾患・消化器系疾患・認知症などを引き起こすとまで言われています。口内環境は万全ですか?

「毎食後歯磨きしているから自分は大丈夫」

と思っている方、危ないですよ。

歯磨きは1日の回数より1回の完成度!
なぜなら虫歯菌は24時間で繁殖すると言われています。
しかし残念なことに虫歯菌だけが虫歯の原因ではないのです。

ここはしっかり虫歯予防対策していきたいですね。
磨きすぎると知覚過敏の要因にもなりますので、要注意です!

抑えとくべきポイントを3つまとめました。

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1.歯磨きのタイミング

食後すぐに歯磨きする方、多いですよね。
一節には30分後という説もありますが、食後すぐとどちらが正しいのでしょうか?

正確にはどちらも正しいようです。

諸説あるので一概には言えませんが、食後どんどん菌は繁殖していきます。
そのため食後すぐ菌を撃退しておくのが有効とされています。

では食後30分説の真意は?

虫歯の原因は糖を栄養として菌が増殖し、さらにそこから酸を作り出してそれが歯を溶かすことにあります。
食後30分後、できた口内の酸を一気に撃退する方法が食後30分説です。

ただ、30分後酸化した歯は軟らかくなっているので、力を入れずにブラッシングするようにしましょう。

一点、一日の中で一番大切な歯磨きは就寝前です。夕食後ではありません。寝る直前の歯磨きが大切です。

理由は寝ている間に虫歯菌は増えるため。

唾液の分泌が就寝中は少なくなるからだそうです。

就寝前に歯磨きをし、朝起きてすぐ歯磨きして口内の菌を排出するのが理想だそうです。
なかなかハードルが高いですね。。。

歯磨きの際、歯磨き粉は少量にし、ペンを持つように歯ブラシをもって歯一本一本磨くイメージで。
歯と歯茎の境目なども入念に。

2.間食と虫歯の関係

間食は虫歯になりやすいです。
毎食後の歯磨きができる方でも間食ごとに歯磨きってむすかしいですよね。

間食をすると口内に糖が残っている形となり、結局それが酸を作り出します。
また、コーラや炭酸のものを摂取するのも一時的に歯を酸で軟らかくしてしまいます。
甘い飲み物は糖を口内に残します。

数え上げればきりがないですよね。

一点言えることは食後、または食事と食事の間に緑茶を飲むこと。

カテキンによる殺菌作用で口内の菌の繁殖を防ぐことができます。
お行儀悪いですが、ちょっと口いっぱいに含んでから飲むと、殺菌効果は高くなります。

さて、最後のポイントが一番大事かもしれませんよ。

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3.歯磨きあとのすすぎ方

歯磨き後だからと、簡単に済ませていませんか?
実はこのすすぎが重要。

歯磨きがちゃんとしていても、すすぎがいいかげんだと口内の汚れは外に出て行きません。

今話題の毒だしうがいが効果的です。

要は歯と歯の間の汚れを水の勢いで洗浄するやり方です。

やり方は簡単。

片方の頬に収まる程度の水を含み、歯と歯の間から口の内側へ叩きつける感じですすぐのです。上下左右すべて。

ポイントは「くちゅくちゅ」という音。
緑茶であれば尚効果的とのことです。

上下は前歯にあたるように。左右は奥歯まで届くように。

思い切り音をたててすすぎましょう。

ちなみに歯磨き粉には歯の石灰質の再生に役立つ酵素が入っているのですすぎすぎないようにとありますが、これはある程度の時間、歯磨き粉が歯についた状態でないと、あまり意味がないそうです。

たかが虫歯と侮らないで、日頃から予防する努力をしていきましょう。

半年に一度、歯医者さんで検診を受けるのもおススメです。
歯石の除去とクリーニングくらいは定期的にしてもらった方が結果楽ですよ。

あとは余談ですが、お子さんが歯磨きをいやがる場合、以下の歯磨きの歌が効果的だそうです。ご参考まで。

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