東京・神奈川　梅まつりの名所と見どころと周辺グルメ情報

春の訪れを感じる甘い香り
梅まつりで行われるイベントもご紹介

桜ほどの派手さはないので、テレビでも「開花予報」などと大きく扱われない梅ですが、その甘い香りと可愛らしさは桜にない魅力がありますね。

特にまだ寒い時期、木々の葉も芽吹く前に咲く梅は、軒先の小さな木にぱらぱらと咲いただけでも私たちの目を楽しませてくれます。

そんな梅も集合体となると、なかなかの見もの。
その空間全体を一気に甘い香りで包みこみます。

全国各地で行われる梅まつり。
梅まつり名所では、さまざまなイベントも同時に開催されます。

さすがに桜のように木の下で宴会という雰囲気ではありませんが、ぜひ来春は一足早く訪れる春の風景を満喫しませんか。
これぞ日本の春！
と思える光景に出会えますよ。

桜の名所はよくテレビで見るけど、はて梅の名所って？
意外と知られていないものですよね。

こんな身近でやっていたんだ、と思える東京近郊の梅まつり情報をご紹介。

湯島天神梅まつり

出展：湯島天神公式HP

江戸時代より「梅の名所」として親しまれている湯島天神。都心にありながら風情あふれるその春の風景を今なお残しています。

梅まつりでは600円で楽しめる野点から、演芸、さらにはベリーダンスまで多種に及ぶイベントが同時開催。
神輿渡御も。老若男女誰もが楽しめる内容です。
夕刻になるとライトアップもあります。

2018年で60回目をむかえる湯島梅まつり。ぜひ足を運んでください。

湯河原梅林 「梅の宴」

出展：湯河原町梅の宴公式ＨＰ

ここはぜひ泊まりで行きたい梅まつり。
おなじみ湯河原温泉にある梅林。

なんと、芸妓の舞が見られると言います。
梅は関東有数の規模で約4千本の紅梅・白梅が咲き、「梅のじゅうたん」と称されるほど。

同時開催イベントも盛りだくさん。
ぜひ温泉宿を予約して、梅の甘い香りと一緒に堪能してください。

ライトアップもあります！

第48回小田原梅まつり［梅の花2018］

出展：曽我別所梅まつり観光協会公式HP

約3万5千本の白梅の背景には壮大な富士山。
こんな絶景楽しまなくては損！ですよね。

しだれ梅なども町中でみられ、まさに梅天国！
30～40分の散策で、さまざまな梅が堪能できます。

梅まつり期間中は、流鏑馬や郷土芸能の小田原ちょうちん踊り、寿獅子舞で観光客を楽しませてくれます。

でかけよう、梅の名所

2018年、梅まつりが開催されるかどうかはまだ未定ながら、時期になれば必ず見事な梅が見られる場所は以下の通り。
まだ寒い時期ですが、ふらっと春を感じに散歩するのもいいですね。

【向島百花園】

「四季百花の乱れ咲く園」という意味のこの庭園。けっして広大な敷地でないものの、その草花の種類は桁はずれ。約70本の梅が少しさみしいこの早春の庭園を明るくしてくれます。
毎年開催される梅まつりは今のところまだ情報は公開されていません。

例年の見ごろ：2月中旬～3月中旬
住所：東京都墨田区東向島3-18-3
時間：9：00～17：00
入場料：150円

【高尾梅郷】

約1万本の梅が咲くという高尾梅郷。
JR高尾駅から小仏峠近くまでの旧甲州街道沿い約4.5kmにわたって点在しています。ちょっとしたトレッキング感覚で。所要時間も1時間30分を超える場合もありますので、歩きやすい靴と服装で。

例年の見ごろ：2月下旬～3月下旬
住所：東京都八王子市裏高尾町・西浅川町
時間：入園自由 ※木下沢梅林は10：00～16：00、開園期間は要問合せ
入場料：無料

【池上梅園】

池上本門寺の西隣にある庭園。そこに白梅150本、紅梅220本、その他シダレなど梅が咲き誇ります。
都心の中でしっぽり梅を愛でるのもいいですね。
意外と知られていない、おススメスポットです。ここでの梅まつりの開催はありません。

例年の見ごろ：2月中旬～3月上旬
住所：東京都大田区池上2-2-13
時間：9：00～16：30
入場料：100円

以上、ちょっと梅もいいかな～と思ったりしませんか？
実は種類の豊富さから色も見事にグラデーションで見えたりするので、桜とはまた違った楽しみ方ができます。

都内各所にまだまだある梅の名所。

2018年の春はぜひ梅まつりからスタートしてください。

＞　人気の観梅スポット　デートにも最適！
＞　春休みプチ旅行におススメ　偕楽園梅まつり