中秋の名月 スマホで月をキレイに撮るコツと使えるアプリのご紹介

中秋の名月をキレイに撮る

インスタ映え狙おう
中秋の名月には月をキレイに撮りたい

2018年の中秋の名月(十五夜)は2018年9月24日です。

ちなみに十三夜は10月21日。

どちらかしか月見をしないことを「片見月」といい、縁起が悪いとされています。

さて、中秋の名月、月がキレイに出ていたら、当然写真におさえたくなりますよね。

でもスマホで月を撮ろうとするとぼやっとした白い点にしか映らないことも多く。。。
そこで今回スマホで月を撮影するためのコツやおススメアプリをご紹介。

ぜひ9月までにマスターしてくださいね。

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スマホで月を撮影する設定

一度は月を撮影しようとした方ならもうご存知かと思いますが、スマホでそのまま月を撮影しても白い点しか写りません。
スマホはなんでも「それなり」にとらえようとする「オート」設定になっています。

月の撮影ではまずできることならマニュアル設定で撮影しましょう。
ただ、そんなに細かく設定できない場合もあるので、それはご自身のスマホのカメラ機能をチェックしてみてください。

フラッシュはOFF

これはもう常識ですが、夜景を撮るときもそうです。
光を撮影するときにフラッシュは厳禁です。

ISO設定はISO100

ISOとは感度のこと。デジタルカメラが光をとらえる能力を表す値です。
この数値が高ければ高いほど感度が高くなり、暗いところの撮影でも被写体をとらえます。
ただし、ノイズがはいりやすくなり、画像は少し粗っぽくなります。

月を撮影するときは100くらいに設定します。
暗いからと数値をあげては逆効果。

光を撮影するので、ISO感度を高くすると白くとんでしまいます。

露出をマイナスに設定
露出とは写真を撮るときに取り込まれる光の量のことです。
これとシャッタースピードの速さを調整し、とりこむ光の量を調整しています。

スマホを含むデジタルカメラでは、この露出の調整がやっかいで、適正に保とうとしてしまいます。
どういうことかというと、中間に合わせようとするのです。
つまり白いものは黒っぽく、黒いものは白っぽく、結果グレーに近くなってしまうのです。

月を撮影する場合は、夜空のほうに露出が合ってしまうので、夜空も月も白っぽくなってしまいます。
調整できるのであれば、露出はマイナスに設定しましょう。

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月の撮影におススメアイテム

スマホで月を撮るのに、そんなに本格的に?と思うかもしれませんが、暗い場所での撮影はやはりむずかしいものです。

一応あれば便利なものをご紹介しておきます。

三脚

花火の撮影の記事でもご紹介しましたが、やはりこれは欠かせないアイテムのひとつです。
暗いところでの撮影の一番の難点は「手ぶれ」。
これは少しでも光を取り込もうと、シャッタースピードが遅くなることが原因です。

スマホ用の簡易のものでいいので用意すると便利です。

リモートシャッター

これも手ぶれ対策です。
シャッターボタンを押すとき、カメラがその振動で揺れ、画像がブレます。
これも三脚とセットアイテムですね。

オペラグラス・双眼鏡

高性能なスマホ用望遠レンズも販売されていますが、わざわざ買うまでもないという方は

双眼鏡を覗き、月にピントが合うように調節。ピントがあったところで片方ののぞき穴とスマホのレンズをあわせ、月に向けます。
双眼鏡の倍率は何倍でもOK!

ただ、ずれやすいので固定の仕方は工夫してください。
不器用で、そんなにうまく撮れないという方はアプリに頼っちゃいましょう。

月の撮影におススメのアプリ3選です。

Night Camera

Night Camera
暗いところ・夜景撮影にぴったりのアプリ。
簡単に焦点と露出を同時に合わせることもでき、夜の撮影の失敗も少なくなります。
シャッタースピードの調整も可能。

月はもちろん、花火などの撮影にも。
夜景をきれいに撮れる「Hi-Resモード」と動きに強い「Hi-Speedモード」があります。

夜撮影カメラ

夜撮影カメラ
「手持ち撮影で月も綺麗に」とうたったアプリ。
心強いカメラアプリですね。

三脚いらずで花火や夜景の撮影が可能。

月撮りカメラ

月撮りカメラ
そのままのネーミングwww
夜景も撮れるモードがありますが、カメラの知識がなくても自動で月が撮れる頼もしいアプリ。

月をどうしても撮りたいという方におススメです。

そのほか月の撮影時のポイント

夜空に月だけ撮影しようとするとかなり小さくなってしまうので、建物の一部や木などを少し画角に入れるなど、
撮影のポイントは色々あります。

また、機能としてズームはなるべく使わないことをおススメします。

iPhoneの場合

AF・AEロックを利用するとかなりキレイに撮れます。
街灯などの明かりにカメラを向け、画面の街頭部分を長押しします。

これでAF・AEロックがかかり、すべてのものにピントが合うようになります。
そのまま月を撮影してみてください。

アンドロイドの場合

「HTC One M9」(標準カメラアプリ)を使った場合、
ISO  100
シャッタースピードは 1/100 ~ 1/2000秒
ホワイトバランス オート

細かいところは実際画面を見ながら調整してください。

まとめ

2018年中秋の名月9月24日は満月ではありません。
そう、中秋の名月は必ずしも満月とは限らないのです。

本当の満月を撮りたいなら9月25日に。

撮影に夢中になるのもいいですが、月は肉眼でしっかり愛でてくださいね。

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