最近ブームのアカモク その食べ方と効果は?

アカモクという海藻をご存じでしょうか?

最近はテレビでその健康効果が伝えられたこともあり、大注目を浴びました。

元々は海の雑草くらいの扱いだったアカモク。4メートル以上にも成長するため、漁の網に絡まる、船のスクリューに絡まるなど、漁師さんの間では邪魔者扱いだったそうです。

ただ、知っていますか?今年のアカモクブームで、岩手の漁師さんは大儲けしているそうです。
車を現金一括払いで購入したとか、中にはマイホームを建てた漁師さんまで。

ゴミ扱いされていたアカモクが一点、お金を生み出す海のお宝になりました。

その理由は健康効果
さまざまな健康効果の期待から、一躍注目を浴びる食材となりました。

海のごみとされていたにもかかわらず、東北地方では昔から乾燥した「アカモク」の原藻を財布の中にいれておくと、お金が貯まるという言い伝えがあるそうです。

ちょっと切り口は違いますが、確かにお金に変わったようですね。

ただ、それは漁をする人たちの話。
私たちはその成分の恩恵をふんだんにいただきたいものです。

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アレルギーに効く?アカモクの成分

そもそも、なぜここまで注目されたのでしょうか?

それはこのアカモクに含まれている「フコイダン」という成分が、アレルギーを抑制する作用があることが放映されたため。

花粉症の漁師さんが「アカモク」を毎日食べて症状がなくなった。
また、他にも週に4日は食べていたら花粉症の症状がでなくなったという方がいらっしゃるそうです。

フコイダンには免疫システムを整えることでアレルギーを緩和する作用があるそうで、このため花粉症の症状が緩和されたなどの報告があるそうです。

もちろん、個人差がありますよ。

さらにがん予防効果も

この「フコダイン」という成分、がん予防効果が期待できると近年注目されています。ただ、これは「水溶性食物繊維」の一種で、メカブ、昆布、モズク、ヒジキなどにも含まれているため、アカモク特有のものというわけではありません。念のため。

ただ、その粘り気の強さからわかるようにアカモクは特にフコダインの含有量が多いそうです。
また、がん細胞に効くだけではなく、免疫細胞を活性化することも実証されています。

アカモクって身体にいいことづくめですね。

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アカモクはどうやって食べる?

私が初めてアカモクという食材を知ったのは5年前くらい。
百貨店でやっていた物産展で、写真の岩手県釜石の「平野屋」さんで試食をいただいたのがきっかけです。

その粘り気に驚いたのと、試食ではご飯に麺つゆで味付けしたアカモクを乗せたものをいただいたのですが、その美味しさに二度目の驚き。

本当に美味しく、即購入しました。

それから、たまに食べたいと思うのですが、東京ではあまり出回っていなく、それからいただけていません。最近ブームが来ていると聞いて、東京でも流通されるかな、と期待しています。

その平野屋さんから、アカモクの食べ方の紹介をもらったものを引用します。(5年前のものを保存していましたw)

<あかもくの美味しい召し上がり方>
洗わずにそのままお使いください。

・浜トロ     あかもくに三杯酢や、ポン酢系ドレッシングで味をつけ、お刺身や冷やっこ等にのせて。
・あつあつご飯  あかもくに醤油、または麺つゆで味をつけ、ご飯にかける。
         お好みでわさびを加えても美味しく召し上がれます。
・その他     味噌汁・納豆・うどんにはそのままで。磯の香りをお楽しみください。

<保存方法>   解凍後 冷蔵 7日    冷凍 3カ月

そのほか、卵かけご飯にまぜるとか、お味噌汁にいれるなど食べ方はいろいろです。

アカモクは冬(12月~2月)に旬をむかえると言われています。
下処理されたアカモクなら今は時期ではありませんが、乾燥したものが通年販売しています。

ぜひ一度試していただきたいと思います。
海藻かけご飯なんて食べられない!と言わずに、健康効果の期待も込めて、一度試してみてください。

クセになりますよ!!!

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