新築祝い・引っ越し祝いにあげる 縁起物万年青とは

万年青の浮世絵

提供:愛知県岡崎市 宝生園

新築祝いや引っ越し祝いに迷ったら万年青がおススメ!
その理由とは?

新築祝い・引っ越し祝いって何を贈ったらいいのか悩みます。

引っ越し祝いも賃貸マンションに引っ越す程度で、いちいちお祝いなどしませんし、大抵はマイホーム購入時にあげるものですよね。

めったにあるものではありません。

そんなめったにないお祝いごと、何をあげたらいいのでしょうか?

あげる相手に何が欲しいのか聞くのが一番ですが、そうもいかないときは縁起物を贈るのもひとつの手。

知人の新築引っ越し祝い何にしよう?と悩んでる方、
ぜひご参考にしてください。

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新築・引っ越し祝いに縁起物

ワンランク上の日常品やちょっとおしゃれなブランドの雑貨なども人気ですね。
ちょっとした家電、ミキサーやエスプレッソマシーンなどもいいかもしれません。
ただ、すでに贈る相手が持っているものであったり、他の人からのお祝いとアイテムが被る可能性もあります。

よく贈られるのが新築・引っ越し祝いでは縁起物。
例えば、魔除けの意味がある沖縄の伝統のシーサーとか、招き猫とか、風水で運気が上がると言われている置きモノとか。。。

フクロウは「不苦労」という当て字もできることからフクロウの置物とかもお祝い用にあるそうなのですが、、、
正直、かなり好みが分かれるところ。

置物などは、少なくても誠意は伝わりそうですが、相手の好みがあるので難しいところです。
さらに相手の家のインテリアに左右するものでもあるので、贈る場合は慎重に。

ひとつおススメなのが、観葉植物。
中でも縁起物として人気なのは、パキラ、ミリオンバンブー、青年の樹、万年青など。

特に万年青は「引っ越し万年青」という言葉もあるほど新居にふさわしい植物とされています。
今回はその万年青がなぜ引っ越し祝いにふさわしいのかも含め、ご案内します。

縁起物代表植物 万年青のススメ

万年青の品種

提供:愛知県岡崎市 宝生園

そもそも、万年青って何?なぜ引っ越しと結び付くの?などその理由から。

万年青って何

読み方は「おもと」。江戸園芸のひとつです。
盆栽とかと同じで、さまざまな品種があり、その総称です。

読んで字のごとく、通年葉が青々としている多年草。
スズラン科の植物でその種類は数え切れないほどとも言われています。。

盆栽と同じく、マニアの方も多く、交配を試み新種の育成を行っている方も多いです。
品評会も開催されるほど、その魅力は奥深いものです。

万年青が引っ越しの縁起物と言われる理由

最近は江戸園芸と言われていますが、その歴史はかなり古く、室町時代にはすでに栽培されていました。

その万年青の人気が出た理由は徳川家康。
江戸城入城の際、家臣が徳川家の繁栄を願い「天福の霊草」として献上したところ、家康は床の間に飾り、大事にしたそうです。

結果、子息にも恵まれ、その後200年以上続く徳川の時代になりました。
それが引っ越しの際贈る縁起物となった由来です。

三代将軍の家光が建立した、日光東照宮の蛙股にも実は万年青が刻まれているんです。
徳川家には欠かせない植物となったんですね。

日光東照宮の蛙股

ちなみに贈るだけでなく、万年青を育てている人が引っ越しする場合、まずは先に万年青を引っ越しさせるとその家の運気が上がる、と言われています。
これが「引っ越し万年青」です。

吉兆のシンボルとして親しまれた万年青は、江戸時代以降、新築・新居・開店・引越しのお祝い・結婚式におもとを贈る習慣ができました。

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万年青の魅力

万年青には様々な品種があるのですが、花をつけるものは少ないです。
その分、通年青い葉は品種により「芸」と呼ばれるさまざまな表情をみせてくれます。

「虎」とよばれる白い縞だったり、くるくるに葉がカールしていったり、葉に凹凸が出たり。

パキラなどの観葉植物にはない、季節により表情の変化が見てとれることが万年青の魅力と思っています。
(そう、実は筆者も万年青を育てています *^^*)

一年中葉の色は基本変わらないのですが、季節ごとに形や大きさ、新芽の成長などで、その姿が刻一刻と変化していくのはとても嬉しく、日々の楽しみでもあります。

万年青プチ情報

知っておくと、贈るときにちょっとしたネタにも♪
万年青の面白小ネタです。

そもそも縁起物とはいえ、江戸時代になぜこんなに万年青が流行ったのでしょうか。

江戸っ子は園芸が大好き。

江戸時代、花をつけずに通年青い葉がさまざまな表情を見せる万年青は、江戸っ子の「粋」の感性に合い、特に大名や旗本の間で爆発的な人気となりました。
浮世絵や、歌舞伎の小物としても登場します。

江戸で火がついた万年青人気はやがて西にも伝わり、京都や大阪などでも大流行。

栽培にあまり手間がかからなく、縁起物という付加価値もついて育てて売ればお金になると、万年青販売商品が一気に増えました。

京都では京友禅の職人が、手っとり早くお金になると万年青育成と販売に精を出し始め、元々の職がおろそかになるという事態に。
さすがに政府がこれを異常とし、「万年青販売禁止令」が発行されたという嘘のようなホントの話。

万年青の置く場所と注意点

さて、新居祝い・引っ越し祝いなどに万年青を贈るとしても、万年青は生き物。
当然お世話をしなくてはなりません。

元々家の裏庭などに自生していた植物なので、手間はさほどかかりません。
(私が買い求めた業者さんからは、むしろあまり過保護にするなとまで言われています。)

万年青と風水

縁起物の万年青。風水的には家の鬼門である北東と裏鬼門である南西に置くか、植えるのが良いとされています。
また、気をとりいれるという意味から玄関に置くのも良いとされています。

ポイントは直射日光が当たらず、風通しがあることです。

万年青の育つ環境

マイナス5℃を下回らない環境で、直射日光の当たらない場所が適しています
風通しも大事。一定時期に肥料をあげる方が確実に育ちますが、基本水やりさえ間違えなければ元気でいます。

ベランダなどの軒下、できれば東向きが良いとされています。

室内でもいいですが、寒暖の差も成長に重要だそうで、冬場は霜がはらない程度にしっかり寒気にさらす。
それにより一年で一番成長する4月~5月、新葉がぐんぐん伸びてきます。

万年青は専門業者から入手可能。
手入れ方法なども相談できます。

値段は1,000円くらいから上は数十万円まで

贈り物にする場合は万年青は小ぶりの安いもので、鉢をちょっと洒落たものにするなどしてもいいですね。
小ぶりものでも、葉の数を少し増やすことで見た目がキレイに整います。

万年青を贈るときの注意点

万年青は植物です。
花もほとんど咲かないので、縁起物とはいえ魅力に感じない人は少なからずいるはずです。

贈る相手が世話できそうにない、興味しめなさそうと思ったらやめておいたほうがいいですね。

世話は楽ですが、興味のない人にとっては面倒なことが増えるだけですからね。

最後に

万年青は日本で長らく愛されている園芸です。
昨今盆栽ブームですが、万年青も育て方の手軽さから少しずつ人気がでてきています。

ぜひ贈りものに、一度専門店に相談してみては?
意外と贈る本人がはまってしまうかもwです!

万年青との育て方などを調べると、何月から何月まではこうして、この時期にはここを注意してなど色々面倒な感じがしますが、基本的に神経質にならなくても、育ってくれます。

西日の環境は不向きとされていますが、私の家は植物が置けるところは西側しか陽が当たりません。
冬場はほとんど陽があたらないのですが、それでも元気に育っています。

その環境に合った育ち方をしてくれます

育て方を色々模索するより、贈る相手が喜んでくれるかどうか、それなりに大切にしてくれるかを基準に万年青を新築祝いにするかどうか判断されればいいと個人的には思います

新居祝い・引っ越し祝いに何を贈るか悩んでいる方に参考になれば幸いです。

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