汗腺が鈍くなった春の汗はキケン!
今すぐできる臭い対策とは?
春から梅雨にかけて注意しなくてはならないのが実は「汗の臭い」。
実はこの時期が一番臭うって知っていましたか?
臭い対策は汗の質を変えることってよく聞くけど、
できれば運動はしたくない!
そんなあなたにおススメの汗の臭い対策法をご紹介!
目次
春から初夏の汗はなぜ臭う!
汗の元になるのは血液です。
血液の中にはナトリウムやミネラルが含まれていますが、このミネラルが汗の臭いの原因。
冬の間汗腺機能は鈍っているので、そこからかく汗はミネラルの濃度が夏の約2倍のドロドロの汗。
夏の汗は汗腺が鍛えられているので、サラサラしていて意外と臭わないのです。
特に運動不足の人は汗をかきにくく、新陳代謝も悪くなっています。
そういう人がわき汗をかいた時にアポクリン腺分泌物を多く分泌するため、わき汗の臭いが強くなります。
また、普段筋肉を使っていない人が急激な運動を始めると、疲労物質の乳酸がでるためそれが臭うことに。
結局臭いを無くすためには一時的対策ではダメということですね。
普段から適度に汗をかくことが汗の臭い対策には大事なことなのです。
自分は臭っている?セルフチェックのやり方
自分の体臭は気になっているけれど、なかなか気づきにくいもの。
カンタンにできるセルフチェックの方法です。
1.ティッシュをわきの下にはさみ、1時間後にティッシュの臭いをチェック。
2.ラップをわきの下密着させ、3分後にラップの臭いをチェック。
参照:Lightworks BLOG
などの方法があります。
また、わきに汗をかいている場合は、タオルやティッシュでふきとり、すぐに臭いをチェックしてみてください。
ちょっとでも臭いが気になった方は、次に紹介する今日からでもすぐにできる対策法を試してみてください。
制汗剤は一時的処置でしかありません。
運動しなくてもOKの解消方法
夏は大量の汗をかくので、汗もさらっとした質の良い汗。
そのため、意外と臭いは少ないのです。
制汗剤など夏場が中心に販売されていますが、実はほんとうに必要なのは夏以外の季節。
運動嫌いのための汗腺トレーニング
汗腺を鍛えるのは、当然汗をかく運動をすること。
定期的な運動により汗をかきやすくなり、臭わない質の良い汗になってきます。
でも、、。
なかなかできないですよね、汗をかく運動。
そんな方は入浴をうまく活用しましょう。
毎日のバスタイムにできる汗腺トレーニングのご紹介。
- 42~44℃の熱めのお湯をバスタブに浅くはります。
- 四つん這いになり、ヒジ下とヒザ下だけを10~15分間温めます。
- キツイ場合は足湯だけでもOK。
15分四つん這い姿勢はけっこうキツイので、足湯バージョンがおススメ。
全身浴でなく、心臓から遠い身体の末端を温めるのがポイントです。
汗をマメにふく
汗腺を鍛えるとともに、汗をかいたらマメに拭くことが大事。
わき汗が一番気になると思いますが、意外と胸元はキケン。
汗をかきやすいうえ、臭いの原因菌が繁殖しやすいので、マメにふきましょう。
女性は下着も毎日洗濯したほうがいいそうです。
体臭防止に効く食べ物とは
体臭の原因によって防止できる食べ物は変わってきます。
ただ、一般的に避けたいのは「肉中心の食生活」。
肉に含まれる動物性タンパク質が腸内の悪玉菌によって分解される際、アンモニアなどのニオイ物質も同時につくり出すそう。
では肉好きの人はどうするのか?
「アルカリ性の食品」を積極的にとったほうがいいそうです。
体臭を抑える食べ物
ストレスや加齢などによって臭いの原因が違ってきますが、一般的に体臭を抑える効果が期待できるものはこちらです。
汗も血液からくるものなので、体内で臭いを作らないことは大切です。
【ビタミンなどの抗酸化食品】
ビタミンCやカテキン、ビタミンEなどを多く含む緑黄色野菜や緑茶など。
加齢臭などの酸化臭を抑える効果があります。
発酵食品】
腸内環境を整えることで、体臭は抑えられます。
乳酸菌、食物繊維などを積極的に摂り、便秘しないようにしてください。
【紅鮭】
アスタキサンチンにやはり抗酸化作用があり、体臭予防に効果があると言われています。
【リンゴ酢】
クエン酸がアンモニアを分解し、リンゴのポリフェノールがアポクリン腺から出る臭いを分解。わきが臭を抑える効果が期待できます。
反対に、体臭を気にする方はなるべく控えたい食品は
肉類・動物性脂肪(チーズ・牛乳など)・辛いもの・サラダ油などのリノール酸など。
最近は糖質制限などを行っている方も少なくないと思いますが、糖質を制限することによっても体臭はきつくなります。
バランスよい食事で、臭い対策を万全に!
衣服についた汗の臭いを取る
徹底的な対策をしてもなんとなく汗臭い。
そんなときは洋服を疑ってみましょう。
皮脂が完全に落ち切っていない場合もあります。
また、洗濯槽が汚れている場合も衣服に臭いが残る原因に。
【粉末洗剤で洗う】
皮脂・垢・汗は弱酸性。
液体洗剤は中性のものが多いのですが、粉末洗剤は弱アルカリ性なので皮脂が多くなります。
【酸素系漂白剤につけおき洗い】
塩素系と酸素系の2種類がありますが、皮脂などを溶かしだしてくれるのは酸素系。
お湯に溶かして1時間くらいつけおきしてから通常洗いをします。
【重層につける】
水1リットルに対し小さじ5杯分の重曹水を作り、衣類を30分浸けてから通常洗いしてください。
重層は繊維から皮脂を溶かす効果があります。
まとめ
春はとくに新しい環境などでストレス、緊張などの汗も体臭の原因のひとつ。
なるべくストレスをためないようにすることや、リラックスする時間を作るなども体臭予防になります。
食事とともに生活スタイルを見直してみることもポイントですね。