GWは家で楽しむ-家で普段とちょっと違う時間 お茶を楽しむー

GWは家でこの季節を楽しむ

5月2日。何の日かご存じでしょうか。

GWの真っただ中。2017年のカレンダー的には「平日」です。

実はこの日(年によって多少ずれますが)、立春(二十四節気)今年は2月4日から
数えて八十八日目。

そう、八十八夜です。

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「夏もち~かづくは~ちじゅうはちや♪」の歌で知られる八十八夜。

この日に摘んだ新茶は栄養価が高いことから「長寿」を願う縁起物として昔から重宝されてきたそうです。

GWは人ごみにわざわざ出かけず、ちょっと家でお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。

京都のお茶屋さんで有名な一保堂さん伝授のお茶の入れ方をご紹介。

1. 10グラム程度の茶葉を急須に入れる。

大匙たっぷり二杯分くらいが一人分だそうです。
ここでのコツはケチらないこと。

2. お湯を湯ざましか湯呑に入れる

沸騰したお湯は熱すぎ。
季節・茶葉の種類にもよりますが、70~80度くらいが適温だそうです。

3. お湯を急須に入れる

湯ざましまたは湯呑から急須へお湯を注ぐ。
注いだら一分ほど蒸らす。
けっして急須を揺らしたりしないこと。

4. 人数分の湯飲みに少しずつ注いでいく

ひとつの湯飲みに適量注いてから次の湯飲みに注ぐと、
湯呑ごとにお茶の濃さが異なってしまいます。

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少しずつ順番に注ぐのがベター。

そして大事なことは、最後の一滴まで注ぎきること。

この一滴がうまみが凝縮された、ゴールドドロップなのです!

お茶を楽しむのは日本ばかりではありませんが、
特にこの緑茶の人気はいま海外でも高まってきています。

お砂糖などを入れずにお茶本来の味を楽しむ文化。
この国のこの季節に、ゆっくり家でくつろぎながら味わってみるのも贅沢な時間ではないでしょうか。

ちなみにこのお茶を出し切った茶葉に栄養素がつまっているということですが玉露という茶葉は葉が柔らかく、甘味が強いので、お茶を入れた後の急須に残った茶葉に鰹節と数滴のお醤油をかけると、美味しくいただけます。
(ポン酢でもOK!)

せっかくなら、体にいいもの、おいしいものすべていただいてしまいましょう。

お茶の飲み方で注意することは、飲む量。
ペットボトルのお茶のと同じように何杯もいただくのは避けたほうがよさそうです。

特に茶葉から直接入れたお茶はカテキンと呼ばれる、ポリフェノールの一種である栄養素が豊富に含まれているので、風邪予防などの健康効果に期待できるそうなのですが、カフェイン量も多いので注意です。もともと薬として飲まれていた緑茶。

適量であれば、健康に良いものですが、大量に飲むのはかえって逆効果となります。

風情を楽しむ。
お茶を入れる、飲む時間を楽しむ。

一杯のお茶にはそんな意味もこめられていると私は思っています。

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