目次
家族で潮干狩り行くならどこ?
関東近郊おススメスポット
3月より本格的なシーズンに入る、潮干狩り。
暖かくなるこれから、海岸にはどんどん人が多くなります。
大型連休くらいには、海水浴シーズンに匹敵するくらいの混雑ぶりになります。
都心に住んでいても気軽に家族で行け、かつお子さんが小さくても楽しめるレジャーなので、
家族層を中心に人気があるのも納得です。
でもいざ行こうとなると、はたしてどこがいいのか、時期はいつが適しているのかけっこうわかりません。
今回は大型連休を前に、家族でどこか遊びに行こうとしている家族におススメの潮干狩りスポットのご紹介。
関東の穴場から、美味しい貝を捕るにはいつがいいのかなど、潮干狩りに行く前に要チェック!
関東近郊の潮干狩りの時期はいつ?
潮干狩りで採取する貝のほとんどはあさりかと思いますが、ベストシーズンは3月~5月中旬と言われています。
(場所によっては8月くらいまで楽しめるところもあります)
春はあさりの産卵期にあたり、この時期のあさりは身が太っていて味がよいと言われています。
また、それより遅い季節となると貝毒といって、二枚貝はプランクトンが原因で毒を持つようになります。有料の潮干狩り場などは、別の場所で養殖したり、採取したした貝をまいたりしているので、比較的自然のそういった影響は少ないようですが、無料の海岸などで採取するときは気をつけましょう。
この毒性を持つプランクトンは3月くらいから発生し、どんどんその数を増やしますので、5月も要注意です。
貝は、潮が満ちる「満潮」に波によって海岸へ運ばれてきます。そして潮が引く干潮のときそのまま海岸に置き去りにされます。
そう、私たちはこの置き去りにされた貝を狙って行くのです。
その理論で考えると、潮干狩りに適したタイミングは満潮の直後。
また、潮が大きく引く「大潮」はまさに普段歩けない位置まで行けるので、置き去りになった貝が多数いる可能性も。
2018年の春の狙い目は4月なら1日、2日。
5月はまさに連休の1~5日です。
5月のこのときの干潮がちょうど昼くらいなので、時間的にもちょうどいいかもしれませんね。
穴場はここ!関東エリア潮干狩りおススメスポット
関東近郊にお住まいの方なら千葉がおススメ。
言わずと知れた、海水浴場も多く、都心からのアクセスもいいですね。
また、少し時期は遅くなりますが、茨城でも良い潮干狩りスポットがあります。
千葉ポートパーク
ここは天然の潮干狩りスポット。あさりをまくような潮干狩りスポットもありますが、
ここはそういったことを一切行っていないので、ザクザクと採れるようなことはありません。
ただし、間違いなく天然物です!
採れる貝はホンビノス貝とあさり。
ホンビノス貝とは外来の貝で、あさりより少し大ぶりの二枚貝です。
その味が良いことから今千葉の漁場でも人気があります。
うれしいことに無料ながらトイレや洗い場などが完備。
さらにバーベキュー場などもあるので、
子どもがいる家庭にはうれしい設備ですね。
駐車場は250台収容でき、潮干狩りなら第二駐車場が便利です。無料なので早いもの勝ちですよ。
所在地: 千葉市中央区中央港1丁目
電話: 043-247-6049
アクセス: JR京葉線・千葉都市モノレール千葉みなと駅下車 徒歩10分
トイレ あり
水場 あり
茨城県 波崎海水浴場
あさり、はまぐり、ばか貝などが採れます。
環境省認定の「快水浴場百選」にも選ばれている、この海岸は白い砂浜が広がるキレイな海水浴場です。
少し潮干狩りの開催時期は遅く、5月からとなっています。
潮干狩りの参加料は無料ですが、ちゃんとルールがあります。
環境保持のために厳守で、潮干狩りを楽しんでくださいね。
- 採取量は1人1日1kgまで
- 3㎝以下の鹿島灘はまぐり,こたまがいは採らない
- 金網や網が付いた漁具の使用は禁止
詳しくはこちらをご覧ください。
アクセス: JR銚子駅下車 関東鉄道バス「波崎海水浴場行き」で10分
バス停波崎海水浴場前下車、徒歩すぐ
車なら:東関東道潮来ICから国道124号経由29km 約40分
問合わせ:0479-44-1966(茨城県神栖市水産・地域整備課)
千葉県 江川海岸潮干狩場
こちらは有料の潮干狩り場となります。
あさり、はまぐり、ばか貝やツブ貝などが採れます。
有料なだけに施設も整っており、キッズイベントなどもあるので、子どもが潮干狩りに飽きでも大丈夫。
有料だけでなく、海岸から少し離れているため、近辺の潮干狩り場に比べると若干空いているようです。
大人は2kgまで1,600円、1kgにつき800円の超過料金がかかります。
アクセス: 内房線岩根駅下車、タクシーで約6分
【川崎方面よりアクアラインご利用の方】アクアライン連絡道、木更津金田I.C降りて、海岸まで約5km。
【館山自動車道ご利用の方】アクアライン連絡道袖ヶ浦I.Cより江川海岸まで6.8km
料金: 大人(中学生以上):1800円(2kgまで)
子ども4歳以上~小学生:900円(1kgまで)
※超過採貝料金・・・1kgにつき800円
開催: 2018年3月18日~
問合わせ: 江川漁業協同組合 0438-41-2234
潮干狩りの注意すべき点とは?
気軽にできるレジャーですが、意外と知らないことってあるので、準備は十分に。
禁止スポットは絶対ダメ!
無料の潮干狩りスポットで検索すると、紹介されている海岸も中には潮干狩り禁止となっているところもあります。
事前に地元の公式ホームページなどで調べてから行きましょう。
熱中症・日焼け防止
3月から紫外線はどんどん強くなります。
水辺にいるから意外と無頓着になりますが、熱中症・日焼けには十分気をつけてくださいね。
小さい貝は迷わずリリース
場所によっては3㎝以内の貝は採らないという規定が設けられていますが、そうでなくてもあまりがつがつ採らないようにしましょう。小さいものは迷わずリリース。家族で十分楽しめる量だけ採るように。
熊手の取り扱い
潮干狩りの用具で小さな熊手などを使う方も多いと思いますが、砂の上に置くときは必ず下向きに置くようにしましょう。
子どもがはだしなどでいた場合、踏むと大けがにつながります。
日に日に春を感じるこの時期。
家族でレジャーを楽しんでくださいね。
【関連記事】
> 潮干狩り持って行く物は何?あさりを持ち帰るために必要なものは?
> 潮干狩りのあさりを美味しくするための砂抜き方法と保存方法