目次
川は海より手軽で遊び方もいろいろ
自然を思い切り楽しむ方法
夏休みに入り、今年の夏は酷暑。
お子さんも夏休みにはいったところで、厳しい暑さが続いていますね。
涼をもとめて川遊びはどうでしょうか。
海と違って身近で、ビーチのような灼熱地獄もないですし、けっこう親子で楽しめる遊びも多いです。
せっかくの夏休み。
お子さんに思い切り自然を味わせるのもいいですよね。
ただし、水難事故が多いのも事実。
湖と川の事故は一番夏が多く、合わせて6割にも及ぶとか。
事前の備えと注意すべき点をしっかりチェックして、川遊びを満喫してください。
川遊びの時の子どもの服装や準備は?
川の場合深さがないので、海やプールのように泳げないところがほとんどです。
子どもの服装は水着より乾きやすい半袖のTシャツと短パンが適しています。
綿より速乾性のある素材のほうがいいですね。
足元も川に入るときは裸足にならず、かかとがしっかりホールドされるようなサンダルか、ウォーターシューズがおすすめです。
ビーチサンダルやつま先の方しかひっかからないサンダルは、すぐに脱げるので川では不適切です。
さらに川から上がってきたときに、身体が冷えている場合のために薄手の長袖シャツも用意して行った方が安心です。
帰りのことを考えると下着ふくめ、一式着替えも持っていったほうがいいですね。
そのほか、浅い川であってもライフジャケットは装着しましょう。
ベスト型のものが一番安全です。いざというときに浮力で子どもの身体が支えられるもの。川で使う場合は浮力が7㎏以上あるものが好ましいといわれています。
川で遊ぶのに大げさと思いがちですが、ライフジャケットを装着していない場合の事故の際の死亡確率は5倍にはねあがるそう。
ここは子どもの身の安全を考えてケチらないほうがいいでしょう。
そのほか川遊びに持っていったほうがいいものリストです。
こちらはマストアイテムではないので、子どもが楽しめそうなものを持っていってください。
- ゴーグル・水中眼鏡(水中の目の保護のため)
- シュノーケル(水中を観るため
- ボディボード
※浮輪はすぐに流れにのって行ってしまうため川では不向きです。 - 網・プラスチックの飼育ケース(水中の生き物採取のため)
- 竿やクーラーボックス(釣りのできそうな川であれば)
- 水鉄砲
- 水中でも撮影できるスマホやデジカメ
その他、遊び用ではありませんが、
怪我をしたときためのの救急品などは忘れずに。
また、流れが弱く水がたまっているような場所には、蚊が大量に発生していることもあるので、虫よけは持っていってください。
さて、川で何して遊ぶ?
川は浸かるだけではありません。
そこには魚もいるし、水辺に生息する生き物もたくさんいます。
海にも負けない川の遊び。
川によっては川辺でバーベキューを楽しみながら遊べます。
水中探検
川の中には、水草や虫、魚など、たくさんの生き物がいます。
人が遊んでいる浅瀬でも小魚がすばしっこく泳いでいます。
ゴーグルとシュノーケルを使ってどんな生き物がいるのか探検させてみては?
また、川の底の石は水で磨かれているので、宝探しのようにキレイな石を探すのもいいですね。
生き物採取
網を使って小魚や水辺の生き物を採取してみましょう。
どんな出会いが待っているかな?
きっと子どもの好奇心はマックスですね。
網はふつうの虫取り網より、できれば川虫用を用意したほうが使いやすいです。
捕まえた虫や魚はプラスチックの飼育ケースに水を入れて観察したあとは川へ戻してあげてくださいね。
水鉄砲
意外と盛り上がるのがこれw
どこでもできるのでは?と思いますが、ちょっと思い出してみてください。
公園などで遊ぼうとすると、すぐ水がなくなってしまったり、周囲の人にかからないか親がハラハラしたり。
でも川の中ならすぐ足元で水補給ができるし、もちろん周囲の人もそんなに気にすることはありません。
絶好の水鉄砲戦場です!
川の中を走ろうとすると、川底は足場が悪いので転ぶ可能性も。
そこだけ注意してあげてくださいね。
釣り
中には釣りを楽しめる川もあります。
ただ、川の魚は俊敏で、神経質なので子どもが釣れる確率は低いかもしれません。
中には有料の簡易釣り場になっている場所もありますが、川遊び目的で行っているのであれば邪道のような気もします。
ただ、川辺で炭火焼した魚は絶品ですよね。
これは大人の好みかもしれませんが。。。
要注意!川の事故の防ぎ方
川は水難事故多発の場所であることは間違いありません。
その理由はさまざまですが、海水浴場のように監視員がいるわけでもなく、自然の中であるからです。
また、どんなに緩やかに見えても川には「流れ」があり、それは気象状況で刻一刻と変化します。
- 大人の目の届く範囲で遊ばせる
- 浅い流れの緩いところ
- むやみに飛び込んだりさせない
- 天気に気をつける
川の流れは一定ではありません。こちら側と対岸で大きく異なる場合もあるので、
むやみに向こう岸に渡らせないようにしてください。
また、雨が降りそうになったら即撤去しましょう。
ゲリラ豪雨にあうと、一気に水かさが増し、流れに勢いがつきます。
的確な判断が重要なポイントになります。
また、夕方、親が片づけをしている間に子どもが溺れるケースが多いようです。
片づけに入るときは子どもを岸にあげ、目の届くところにいるようにさせてください。
まとめ
川遊びは涼をとるだけでなく、子どもに自然体験をさせる良い環境です。
人が整備していなからこそ、自身で体験を通して学ぶことが多いはずです。
ただ、その分危険も多いので、けっして安易な行動を起こさせないようにしましょう。
ライフジャケットとシューズは必ず着用してくださいね。
子どもが体験を通して充実の夏休みとなりますように!
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