目次
風邪ひいたら薬はどうする?
選び方や飲むタイミング
喉が痛い、熱っぽい、くしゃみが出る。
風邪ひいたかも、と思ったらあなたはどうしますか?
病院に行く、帰って寝る、ドラックストアで薬を買うなど、さまざまかもしれません。
基本的に風邪のひき始めに病院に行くものではありません。
他の病気をもらってくる可能性があるからです。
では自力で治す場合、どういった薬を飲めばいいのか、
自分にあった薬の選び方をご紹介。
風邪っぽい、病院に行くか市販の薬を飲むか?
「のどが痛い」「咳が止まらない」「熱っぽい」
あきらかに風邪の症状。
こじらせないためにさっそく近くの病院へ!
ちょっと待ってください!!!
風邪のひき始め。
自分でしっかり治しましょう。
理由は2つ
・病院へいくとインフルエンザなど、他の病気に感染する可能性があるため
・風邪の治療法というのはないため
意外と思いますか?
風邪と言う病名はありません。
風邪と診断したら、医者はその症状を緩和する薬を処方するだけです。
最近は医者の中には「初期の風邪で病院には来ない」ことを推奨する方もいるほどです。
ただの風邪のために、インフルエンザをもらってきたら元も子もありませんよね。
自分の症状を見極めて、ドラックストアなどで自分にあった薬を買って、自己治癒しましょう。
無理しなければ1週間程度で回復します。(つらいのはそのうち2日程度です)
市販薬は高い薬ほどいい?自分にあった風邪薬の選び方
そもそも市販薬と処方された薬の違いってどこにあるんでしょうか?
いくつか違いはあるようですが、一番大きなものは「有効成分の量」です。
同じ成分でも処方された医療用医薬品では許可される量でも、市販の薬ではもっと制限されて理う場合が多いそうです。
また抗菌薬の飲み薬も処方されないと服用できません。
ただ、どちらにしても「風邪の特効薬はありません」。
処方された薬も所詮、その症状を軽減するための薬であり、風邪を治すためのものではありません。
一般的な風邪症状であれば、ほとんどの場合は解熱鎮痛薬などで症状を抑えて自然回復を待つしかないのです。
市販薬って高い方が効く?
結果からいうと、値段と効果は関係ないそうです。
さらにいえば、パッケージなども関係ありません。
(Yahoo!ニュース記事による)
では選ぶ基準ってなんでしょうか。
まずは自分の症状を見極めること。
「なんとなく調子悪い」くらいならむしろ薬なんて飲まない方がいいかもしれません。
最近は「喉に効く」「鼻に効く」などの効用別に分かれていたりするので、それを基準に選んでいいかもしれません。
自分で選べない場合は、ドラッグストアの専門の方に相談してみてください。
ドラッグストアには「薬剤師」と「登録販売者」という専門家がいて、
そのどちらかが営業時間内は必ずお客さんの相談に応じられる体制になっているとのことです。
ここ数年風邪をひかない私ですが、ちょっと風邪ひくかもと不調を感じた時は葛根湯を買って飲んで、すぐ寝ます。
まずこの方法でこじらせたことはありません!
なので、家に風邪薬はないですね。
不調とまでいかないけれど、咳だけが続くな~などと言った場合は、専門医に相談に行きます。
自分にあった薬の選び方
症状別に効果的な成分です。
あくまで目安ですので、参考まで。
発熱・頭痛・関節痛 イヴプロフェン/アセトアミノフェン
鼻水・鼻づまり 抗ヒスタミン成分/ヨウ化イソプロバミド
のどの痛み トラネキサム酸/イブプロフェン
参照:武田薬報web
いずれも持病やアレルギーのある方は、服用して問題ないか薬剤師さんに相談してくださいね。
相談するときは以下の要点をまとめておくとよいそうです。
- 現在の症状
- その症状はいつからか
- 持病や飲んでいる薬などはないか
- アレルギーや副作用の経験はないか
風邪のひき始めの自己治癒法と病院へ行く目安
風邪のひき始めの自己治癒法
ちょっとおかしいな、と思ったら薬よりまず休息と十分な栄養摂取を。
以下はお医者さんが薦める風邪のひきはじめに試したい治療法です。
▼葛根湯
身体をあたため、血行を良くする効果があります。そのため肩コリや筋肉の緊張もほぐれ、良く眠れるという効果も。
風邪が本格化する前の服用が効果大だそうです。
▼マッサージ
薬ではありませんが、こちらも葛根湯同様血行を良くすることが目的。
家にマッサージチェアなどがある場合、それでもOK。
いつ病院へ行く?
成人だと、38度以上でも緊急受診する必要はないそうです。
若干心配ですが、、、。
目安は6~8時間。
これを過ぎたら日中、病院へ行きましょう。
最初に述べた通り、無駄に病院へいくと余計なものまでもらってくる可能性がありますからね。
まだまだ油断できない季節。
対策に重点をおきたいですね。
予防にはこちらの記事をご参考ください。
> 目からウロコの風邪対策!風邪の予防法とこじらせないための対応法
まとめ
風邪はちょっとした油断でひいてしまうもの。
完全に防御することはできません。
大切なのは本格化しないことです。
ちょっと調子悪いと思ったら、すぐに対策を。
いつのまにか風邪のひきにくい体質になっているかも?