山車の豪華さは必見!日本一暑い土地の熱い祭り
そろそろ、熊谷という地名が毎日のようにニュースで聞こえてくる季節となりましたね。
そう、熊谷は今となっては日本一暑い土地。
近年、それを逆手にとって街おこしも行われているそうですね。
そんな地域で毎年行われている「うちわ祭り」。
暑い地域だからこそ、少しでも涼しくなることを願って、うちわを祀ったお祭り?
そんな誤解もありそうですが、明治から続く関東一の祇園祭です。
意外と知らないこのお祭り、見どころをご紹介。
2017年 熊谷うちわ祭りの日程は?
今年の熊谷うちわ祭りは7月19日~23日。
毎日開催される内容が違います。
19日 遷霊祭(せんれいさい) 非公開
20日 御発輿祭(とぎょはつよさい)
AM 6:00~ 愛宕八坂神社
宮司による祝詞奏上などが行われます。
20日 渡御着輿祭(とぎょちゃくよさい)
市街一円
神輿巡行の途中の4箇所で祭りの安全祈願。
20日 御発輿祭(とぎょはつよさい)
AM 10:00~ 御仮屋(行宮)
着輿祭終了後、一般の方も行宮に参拝ができるようになります。
20日 初叩合い(はつたたきあい)
PM 7:00~ 熊谷駅北口
提灯に火が入り、幻想的な山車・屋台が熊谷駅北口に集結。
駅を背に全町が横一列に整列し、勇壮なお囃子とともに「初叩合い」が始まります。
絢爛豪華な山車が一列に並ぶ様、圧巻ですね。
21日 巡行祭(じゅんこうさい)
PM 1:00~4:00 国道17号線
大行例が開催されます。
21日 巡行叩き合い(じゅんこうたたきはい)
PM 6:00 国道17号周辺
東と西からそれぞれ合流してきた山車・屋台が八木橋デパート前で全町が揃い、扇形となって叩き合いを行います。
22日 行宮祭(あんぐうさい)
AM 9:00~ 御仮屋(行宮)
22日 曳っ合叩合い
PM 8:00~ お祭り広場
22日 年番おくり
PM 9:00~ お祭り広場
22~23日 還御祭(かんぎょさい)
22日PM 11:30~ 御仮屋〜本宮
気になるワードがでてきました。
「たたきあい?」
うちわでたたきあう?
いえ、山車同士のお囃子が競って奏でることを叩き合いと呼んでいます。
うちわ祭りの一番の見どころ。
22日の曳っ合叩合いが最大の見せ場です。
熊谷うちわ祭りの山車は絢爛豪華で、その山車が一か所に集結。
最大イベント叩き合いがはじまります。
熊谷うちわ祭りの名の由来
1830年ごろから、熊谷の夏祭りの起源となる町の祭りが始まり、もともとは「赤飯」を配っていたそうです。当時は「熊谷の赤飯ふるまい」と言われ、評判が高まっていったそうです。
明治35年、料亭「泉州楼」の主人が東京神田明神の「天王祭」でうちわが飛び交う祭をみたことから、うちわを配りはじめたのが、評判をよび、現在の呼び名になったそうです。赤飯は時期的に傷みやすいことから、当時問題視されていたそうです。
現在もうちわはもらえますので、ぜひ記念に貰ってください。