目次
蔵造りの町並みだけではない 川越って実はこんな見どころ満載の町
埼玉県・川越市。
小江戸と呼ばれるそのエリアは、「蔵造り」と呼ばれる街並みが美しく、海外からの観光客にも人気で、日々多くの観光客で賑わっています。
蔵造りとは江戸時代の建築様式のひとつ。耐火建築となっており、火事の多かった江戸時代、火事に強かった蔵の建築方式を参考にしたということがその名の由来です。
壁は黒く、その建造物の街並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
最古のものは、寛政4年(1792)建築の大沢家住宅で、18世紀末の川越の蔵造り町家の姿を今に伝えています。
街並みは今や観光客向けの店も多く、「菓子屋横丁」は有名ですね。
昭和初期には70軒余りの菓子屋が軒を連ねていたそうです。今はそこまで規模は大きくありませんが、歩くだけも童心にかえってはしゃぎたくなるエリアです。
そんな街並みが有名な川越ですが、実はかなり見どころ満載の観光地なのです。
東京からわずか一時間ほどのこの町。
この週末にでもすぐ行きたくなる川越の魅力をご紹介いたします。
街並み同様、歴史が色濃く残る町
歴史好き、日本文化大好きの方にはたまらないスポットです。
喜多院
徳川三代将軍家光誕生した寺院とも言われており、「家光誕生の間」「春日局化粧の間」と伝えられている部屋が存在します。狩野探幽の筆による障壁画なども残されており、国の重要文化財に指定されています。
境内には慈眼堂・山門など、江戸時代の面影が残る文化財が数々残されています。
住所:川越市小仙波町1-20-1
拝観時間:
3月1日~11月23日 8:50~16:30 ※月~土(日・祝は16:50まで)
11月24日~2月28日 8:50~16:00 ※月~土(日・祝は16:20まで)
12月25日から1月8日・2月2日から3日
4月2日から5日・8月16日
は拝観中止
アクセス:
(1)西武新宿線本川越駅から徒歩で10分
(2)東武東上線川越駅から徒歩で20分
(3)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸巡回バス「喜多院」下車徒歩0分)
(4)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸名所めぐりバス「喜多院前」徒歩0分)
拝観料:大人400円・小人200円
川越城本丸御殿
川越城は、長禄元年(1457年)に、上杉持朝の命により、家臣の太田道真・道灌親子が築いたといわれています。
現存する建物は嘉永元年(1848年)に建てられたもので、本丸御殿の一部として玄関・大広間・家老詰所が残ります。
住所:川越市郭町2-13
開館時間:
午前9時から午後5時
(入館は午後4時30分まで)
アクセス:
(1)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(東武バス神明町車庫行きほか(蔵のまち経由)「札の辻」下車徒歩8分)
(2)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸巡回バス「本丸御殿」下車徒歩0分)
(3)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸名所めぐりバス「博物館前」下車徒歩1分)
拝観料:一般100円(80円) 大学生・高校生50円(40円)
川越氷川神社
縁結びで人気のスポットです。
川越の総鎮守として信仰される神社。天保13年(1842年)に建てられた現本殿には、江戸彫りで川越まつりの山車の人形を主題にした彫刻がほどこされており、県の重要文化財に指定されています。
住所:川越市宮下町2-11-3
アクセス:
(1)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(東武バス上尾駅西口行きほか(埼玉医大経由)「宮下町」下車1分)
(2)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(東武バス神明町車庫行きほか(蔵のまち経由)「喜多町」下車徒歩5分)
(3)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸巡回バス「氷川神社前」下車徒歩0分)
(4)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸名所めぐりバス「宮下町」下車徒歩0分)
(5)川越ICから車で20分
歩き疲れたら温泉でほっこり休む
ちょっとした温泉施設があるのもうれしいですよね。
中には露天風呂つきのところも♪
川越温泉
日帰り温泉で、入浴料もリーズナブル。
露天風呂もついているのが魅力。さらに、木の湯と石の湯の2種類の浴室があり、男女の浴室が入れ替わるので、日替わりで楽しめます。
住所:川越市上野田町41-7
営業時間:10:00~1:00 土日祝は9:00~翌1:00
アクセス:
(1)関越道川越ICから車で7分(無料大型駐車場完備)
(2)西武新宿線本川越駅(川越駅)からバスで20分(西武バスかすみ野行き「法務局」下車徒歩2分)
小江戸はつかり温泉
地下1,700mの温泉脈より汲み上げた天然温泉を使用した「野天風呂」。そのほかにも多種多様なお風呂があります。さらには岩盤浴も!
住所:川越市渋井26-1
アクセス:
(1)関越道川越ICから車で20分
(2)東武東上線上福岡駅からバスで(西武バス南古谷駅行き「城北埼玉高校入口前」下車徒歩約15分)
(3)JR南古谷駅からバスで(西武バス上赤坂行き(上福岡駅経由)「城北埼玉高校入口前」下車徒歩約15分)
東京からは1時間足らずのアクセス。
こんな都心から近場に魅力満載のスポットがあったんです。
街並みから歩くだけでも楽しい川越。
私も自信をもっておススメしますよ。
川越に興味をもったら祭りにもいってみよう
> 小江戸の町並みに絢爛豪華な山車が見もの!
川越は実はグルメの町
> イモだけでない意外と知られていない川越グルメ