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年末慌ただしくやる必要はなし
大掃除はできるところから着手するのが◎
今年もあとわずかとなりました。
慌ただしい年末をさけて今から大掃除にとりかかりましょう。
気温が冷え込む年末よりずっと楽で、換気もできるので年末より前に大掃除には向いているという話もあります。
何も家じゅうすべてやる必要はありません。
まずは着手すべき場所とは?
この時期に終わらせておくべき場所と掃除のコツをご紹介。
カビ取りは本格的な寒さの前に 浴室の掃除の手順と方法
浴室のカビは換気が大事なのと、取っても年末には真っ黒!なんてことにはなりません。
ただし、一旦カビ取りしたら入浴後の換気は十分に行うようにしてくださいね。
大方の浴室の汚れは
- 水垢
- カビ
- 石鹸カス
- 人体からでた垢
- 皮脂汚れ
- ホコリ
となっています。
では、それらが付着して掃除しなくてはならない場所とは?
- 1.浴槽
- 2.排水口
- 3.床
- 4.壁(ドア)
- 5.浴槽のフタ
- 6.鏡
- 7.小物(イスや洗面器など)
- 8.シャワーヘッド
- 9.天井
- 10.換気扇
う~ん。
狭い空間でもけっこうやるところは盛りだくさん。
毎日使う場所なので、汚れやすいですが、早めにやっておくと、その後の掃除が楽ですよ。
浴室の掃除は上からスタート!
浴槽や床を先に始めても、そのほかの場所を洗っているときに水や洗剤が流れるので、結局は意味がなくなってしまいます。
上から下へ順序よくやっていきましょう。
以下が着手する順番です。
1.天井
意外と換気扇まわりなのホコリが付着しているので、掃除機でホコリを吸い取ります。
その後、スポンジや雑巾にカビ取り剤を含ませ、天井を拭きます。このとき、クイックルワイパーのような柄が長く、先に雑巾などを取りつけられるものがあるといいですね。
(カビ取り剤を使用するときは、ゴーグル・手袋・換気を忘れずに)
天井全体を拭いたら少し時間をおき、シャワーで洗い流します。
自分にかからないよう、注意してください。
換気扇は掃除機でフィルターの隙間についてホコリを吸い取り、あとは拭きとります。
フィルターが外れる場合は、その中のファンも外して洗いましょう。
2.壁
基本的には風呂掃除用洗剤を吹きかけ、スポンジで上から下へ向って洗います。
あとはシャワーで流すだけ。壁に残った水分を拭き取ってあとは換気を十分します。
タイル壁の場合、目地が黒く汚れていたら歯ブラシに研磨剤入りの歯磨き粉をつけ、こすりながら落とします。
また、片栗粉に漂白剤を混ぜて練り、ペースト状のものを目地にぬり、ラップをします。20分ほどして濡れた布で拭き取ればすっきりしているはずです。
3.シャワーヘッド/蛇口
クエン酸水の中にシャワーヘッドを入れて1時間ほど放置し、スポンジや歯ブラシなどで磨いてから水で流します。
中性洗剤で洗うだけでもOKです。
4.浴槽
毎日掃除しているかと思いますが、大掃除ではちょっと力を入れて重層でしっかり磨きあげましょう。
排水口の掃除を忘れずに。歯ブラシなどを使うと汚れがよく落ちます。
5.床
普段洗っているところではありますが、ちょっとがんばってやるなら隅のカビ取りなどを重点的に。
排水溝はフタやカバーをすべて外し、重曹をふりかけます。フタ・カバーにもかけます。
そのあとクエン酸水を全体的にふきかけて10分間置きます。
あとは歯ブラシでこまかいところまでこすり落としていきます。最後は水で洗い流すだけ。
重層とクエン酸が合わさると汚れを浮かせるのでわりと楽に落とせるはずです。
6.ドア
カビと水垢など複数の汚れがあります。
ホコリも多いのでそこは予め拭きとっておきます。
ゴムパッキンはカビ。カビ取り剤の上からラップをかけてしっかり根まで除去します。
ドア部分などはせっけんかすや、水垢。
アカはお酢で落とすことができますが、ドアならバス用洗剤でもキレイになります。
7.小物
洗面器・腰かけなどは洗う前の浴槽に水を入れ、重層を入れてその中にしばらく付けておくと汚れが落ちやすくなります。
簡単に窓周りの大掃除を終えられるコツ
一軒家の方ならかなり気が重いのがこの窓。
量は多いし、寒いし、けっこう重労働。簡単に済ませられるコツをご紹介します。
億劫なら少しずつやる
窓の外側など、寒い中着こんで水を使って拭き掃除なんて本当に腰が重くなりますね。
ココは年末までひっぱらずに少しでも暖かさが残る時期にやってしまいましょう。
どうしても手をつけられないという場合は少しづつすすめていくのもいいかもしれませんね。
網戸
けっこうやっかいな網戸から始めましょう。
網戸は外さなくてもOKです。
クイックルワイパーなどの柄の長いペーパーをセットできるモップで上から下へ外側と内側をまんべんなく拭きます。
黒くなったらペーパーをマメに取り替えます。
網戸の裏表を拭き終わったら、ウェットシートに付け替え、同じく裏表拭きます。
あとは下に落ちたホコリを掃除機などで吸い取れば終わり。
もうひと押しキレイにしたい場合は、スポンジなどで水洗いしましょう。
窓(新聞紙)
簡単に済ませるには新聞紙が便利。
新聞紙を水に濡らし、拭きます。乾かないうちに今度は乾いた新聞紙で拭きとります。
この方法は窓の外側・内側両方で使えます。
窓(クリーナー)
クリーナーを使う場合、窓に直接吹きかけると液だれが後になりやすいので、水で濡らしたタオルにまんべんなくスプレーして拭きます。
窓片面1枚拭いたらマイクロファイバークロスで乾拭き。
窓の上から横に一列ふいたら少しずらし、また一列。
隙間ができないよう拭き上げます。
そのほかガラスワイパーなど便利なグッズも販売されているので、色々試してみてください。
レール
一番簡単なのは濡れた新聞紙で拭き、あとは乾いた布でふき取る方法。
細かいところは歯ブラシでホコリをかきだしあとはペットボトルに入れた水で流します。
溜まった水は新聞紙で拭きとります。
すぐにホコリがたまるので、たまにやるか、レールにマスキングをはっておくと汚れたタイミングで張り替えればOK。
カーペットは秋に徹底掃除その理由と方法
カーペットはホコリのほか髪の毛やダニ、皮脂など汚れの種類が多いので、あらゆる方法で徹底的にキレイにしましょう。
毛流れの反対方向から掃除機をかけます。そのあとは十字の残り2方向から。
掃除機はゆっくりと、少し重ねる感じで。
その後、コロコロで絡んだ髪の毛などを取ります。
仕上げは5%程度の重曹水をスプレーし、古タオルで拭き取ります。
すっきりしますよ。
まだまだ大掃除でやらなければならないところはありますが、まず手始めはこのあたりを早めに済ませておきたいですね。
今年はゆとりの年末にしましょう!
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