入学内祝いのお礼状の書き方と文例 送るのが遅くなった場合は?

入学祝いのお礼状

入学祝いをいただいたら即お礼を!
悩まないためのお礼状の文例紹介

子どもの入学の年、親戚や知人からいただいたらお返しを考える前に即お礼の電話をしましょう。
その後、改めてお礼状を贈るのがマナーです。

内祝いを贈る場合は入学式後1ヶ月以内に。お礼状でなく、内祝いに添え状を贈ってもいいですね。

お礼状や添え状、、、、

いざ書こうとするとどう書いていいのか分からないですよね。

入学祝いのお礼状・添え状のの書き方のご紹介です。
参考にしてみてください。

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入学の内祝いのお礼状の書き方

お礼はなるべく早く伝えるのが常識です。受け取ったらまずは電話し、お礼を伝えましょう
お礼状・内祝いはそれからです。

お礼の手紙なんて、何を書いていいのか分からないという方も多いと思います。
ポイントを整理していきましょう。

誰に書く?

基本的にはお祝いをもらったすべての人に書きます。

親(子どもにとって祖父母)には不要という説もありますが、できれば内祝いを贈る時に添え状を書きましょう。
子どもが中学以上なら、親戚関係にはできれば子ども本人が書いた方がいいですね

入学祝いはあくまで子どもあてにいただいたものですからね。
もらった本人がお礼をするのが筋です。

また、親の知人関係なら、親が書きます。
付き合いの程度で内祝い+添え状またはお礼状のみなど判断してください。

はがきか便せんか、どちらで書くのがマナー?

どちらでも問題ありません。
手紙の場合、「そんなに書くことないし、、、」となりがちですが、一枚で書き終えて構いません。
その場合は二枚目に何も書いていない便せんを添えて二枚にして出します。

はがきの場合はメッセージカードや入学式の写真入りにするなど、ちょっとして工夫をしてもいいですね。
最近は入学内祝い用のメッセージカードなどもあります。

ただし、メールは失礼と感じる人もいます。
特に年配の方に多いので、避けた方がいいでしょう。

書き方

親が代筆して書く場合も、親しい間柄であれば、そんなにかしこまる必要はないと思います。

「お変わりはありませんか?」

「元気でお過ごしでしょうか」
などといった、普通の手紙を書く文脈で問題ありません。

ただし、義父母や会社関係などの方に送る場合は少しがんばったほうがいいかもしれませんw

1.季節を表わす時候の挨拶
3月に書くなら

  • 早春の侯(3月全般)
  • 春暖の侯(3月中旬~下旬)
  • 春風の侯(3月中旬・下旬~4月全般)

4月なら
「桜花の候」「春爛漫の候」「惜春の候」などを使いますが、桜も3月で終わっているようであれば桜をつかった言葉は避けましょう。

もっとくだけた表現なら
若草が萌えたち春も深まってまいりましたがお変わりございませんか。
春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みみますが、お元気にされていますか。
木々の芽吹きに春を感じるこの頃ですが、○○はいかがでしょうか。

などといった表現になります。

2.お礼

お祝いをこのように使っているまたは使おうと思っているなどの報告をふくめてお礼を伝えます。

3.むすびの言葉

季節の変わり目、ご自愛ください。
略儀ながら、書中をもってお礼申し上げます。

などで終わり、親と子どもの名前を連名で書きます。

以上が基本的なお礼状の構成です。

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お礼状、添え状に使える文例

一例ですので、適宜ご自身の言葉に置き換えてください。
「どこかからもってきたな」と丸わかりだと恥ずかしいですよ~w

親戚へ親が書く場合の例:

拝啓

春光うららかな季節となりましたが、ご家族の皆様にはご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。

この度は○○(子どもの名前)の入学にあたり、心遣いをいただき、ありがとうございました。
無事に入学式を迎え、毎日楽しそうに学校へ通っています。
仲の良い友達もできたようで、まずは親としても安心しております。
いただいたお祝いはぜひ、本などに使わせていただきます。

季節の変わり目、体調など崩されませんように。
皆さまにもよろしくお伝えください。

まずはお礼まで。

敬具

年月日
本人の名前
子どもの名前

【添え状の場合(内祝いを贈る場合)】

春光うららかな季節となりました。

この度は、入学祝いをありがとうございました。
お二人のお心遣いに感謝致しております。
ささやかではございますが、お礼の品物をお贈りさせて頂きます。
どうぞ、ご笑納くださいませ。

年月日
名前

この度は、入学にあたり、あたたかいお心づかいを頂きましてありがとうございました。

毎日元気に学校へ行っておりますのでご安心ください。
ささやかではございますが、お礼の品物をお贈りさせて頂きます。
どうぞ、ご笑納くださいませ。

年月日
名前

親戚へ子ども本人が書く場合の例:

すっかりあたたかくなりました。
皆さまお変わりありませんか。

先日は入学のお祝いをいただき、ありがとうございます。
早速頂いたお祝いで○○を買いました。
ぜひこれからの学校生活に役立てたいと思っています。

季節の変わり目、体調など崩されませんように。
またお会いできる日を楽しみにしています。

年月日
名前

お礼状が遅くなった場合

内祝い・お礼状は遅くても4月中には贈ります。
もしそれを過ぎてしまった場合は、上記の文例をそのまま使うのは失礼になりますので、注意してください。

お祝いをいただいてから時間がたっているので、「先日は」「このたびは」も使うべきではありません。

「その節は○○(子どもの名前)のために、あたたかいお心づかいを頂きましてありがとうございました。
本来ならばすぐにお礼を申し上げるところ、遅くなりまして大変申し訳ありません。」

など、まずは感謝の言葉とお礼が遅れたことのお詫びをまず述べます。

その他の言い回しとして
「忙しさにかまけ、お礼が遅くなったことを心よりお詫び申し上げます。」
などがあります。

具体的なあんなこと、こんなことが大変で、などのくどい言い訳はかえって失礼になります。

まとめ

お礼状はあくまで形式的な書面でなく、お祝いをいただいたことに対する感謝を伝える手紙です。
あまり形式にとらわれず、ご自身の言葉で書くことをおススメします。

また、繰り返しになりますが、手書きでなくても問題ありませんがメールだけは避けたほうが無難です。

はがきもちょっと春らしい印刷の入ったものや便せんもケイだけのものでなく、ちょっとした色の入ったもののほうが気持ちが伝わるかもしれません。

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