街中が一変 艶やかな花魁道中 しながわ宿場まつり

参照:東海道五十三次一覧

浮世絵の広重の「東海道53次」に描かれたとおり、江戸時代に日本橋-京都をつなぐ東海道には53の宿場がありました。
日本橋をスタートし、最初の宿場町が品川です。

品川の歴史と文化遺産を後世に伝えるために1990年、この「しながわ宿場まつり」がはじまりました。

今年の開催日程は2017年9月23日(土)・24日(日)の2日間。

このお祭りの最大の見どころは、京浜急行の北品川から青物横丁の2kmにわたる仮装パレード。
花魁道中と呼ばれる艶やかなパレードから、江戸風俗行列といわれる、江戸時代の商人や町人の格好した人たちのパレードが開催されます。

このパレードは一般参加。

参加申し込みは衣装の関係もあるので、事前申し込みが必要です。
(応募締め切りは7月31日まで)

以下公式WEBサイトより

平成29年9月24日(日)に行われる“しながわ宿場まつり”のメインイベントである大パレードにて、
江戸時代の風俗仮装をするパレード参加者を募集いたします。参加ご希望の方は以下の申込み方法よりご応募ください。

≪申込方法≫
下記リンクより、募集要項をダウンロードし、参加申込書・かつら採寸表に必要事項をご記入いただき、FAX(03-3471-7463)でご送信くださるか、oiran@08lll.comまで、書類を添付してメールにて、お願いいたします。後日、出演の可否と参加料金をご連絡いたします。
(参加費15,000円~30,000円 役柄多数重複の場合選考あり)

募集要項ファイル
PDF
http://08lll.com/tx/edofuuzokurequirements.pdf
ワードファイル
http://08lll.com/tx/edofuuzokurequirements.doc

ちなみにおいらん道中のキャスト応募は締め切られたようです。

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花魁(おいらん)道中

江戸時代「北の吉原、南の品川」と言われた品川。艶やかな花魁が2時間かけて練り歩きます。

まだ今年のスケジュールの詳細は公表されていませんが、通年でいえば初日(今年なら23日)の16:30に北品川をスタート。品川宿場通りを歩き、品川橋を19:00に到着といった予定になるかと思います。

江戸風俗行列

こちらは2日目。通年でいうと12:00スタート。八ツ山から青物横丁までの大行列となります。
これは見ているだけで楽しいですね。

しながわ宿場祭り その他の主なイベント

・火渡り荒行 品川寺(ほんせんじ)
(荒修行のひとつ、火の中を念仏を唱えながら渡るやつです)
・野点 品川寺(ほんせんじ)
(野外での抹茶の呈茶です)
・物産直売 聖蹟公園
・ライブステージ 聖蹟公園
・有名ホテルの屋台

昨年の例でいえば、その他
人力車試乗会・紙芝居・野菜のつかみ取りなどさまざまなイベントが北品川-青物横丁間で開催されます。

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近辺の立ち寄りスポット

お祭りには関係なく、この近辺にはおススメ立ち寄りスポットが数々あります。
お祭りついでに立ち寄ってみてはどうでしょうか。

品川寺(ほんせんじ)

真言宗醍醐派の別格本山。
江戸三十三観音霊場31番霊場、東海三十三観音霊場21番札所、東海七福神の毘沙門天となっている他、山門前には江戸六地蔵(京都の六地蔵に倣って、江戸の出入口6箇所に造立・設置されている地蔵)の一つが安置されています。

所蔵文化財
・銅造地蔵菩薩坐像(東京都指定有形文化財)
・絹本著色仏眼曼荼羅図(日本国指定重要文化財)

住所:品川区南品川3-5-17

荏原(えばら)神社

東海七福神の中の1社として恵比須さまを祀る神社でもあり、源氏、徳川、上杉等、多くの武家の信仰のある神社でもあります。

住所:東京都品川区北品川2-30-28

そのほか、青物横丁近辺には飲み屋も多く点在しています。
ぜひ祭りの際はこちらもお立ち寄りください。

私もよくこのあたりで飲みます。
いわゆるチェーン店というより、ちょっとこだわりのお店も多いので、きっとお気に入りのお店がみつかりますよ。

【しながわ宿場まつり】

最寄駅:京浜急行 品川駅・新馬場駅・青物横丁駅
問合せ:品川宿交流館 TEL:03-3472-4772
10:00〜16:00(月曜休)
公式WEB: http://shinagawa-shukuba-matsuri.com/

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