腸活! ヨーグルト効果と食べ方のポイントとは?

「美肌に効く」「花粉症にいいらしい」など便秘解消以外の効能が取りざたされているヨーグルト。
ちゃんと認識されていますか?

ヨーグルトが直接美肌をつくるわけではないのです。
最近モデルがヨーグルトにはちみつを混ぜて顔にパックすると紹介されていましたが、まゆつばものです。実際のところは肌によいところもあるけれど、パックとして使うほどのものではないそうです。

ではなぜ「美肌効果」「花粉症対策」などに効果的ということになったのでしょうか。

それはヨーグルトが「腸」の状態を良くするためです。

実際、アレルギー性鼻炎の体質改善などでは、腸の状態を整えることから始めるとか。
美肌効果も、腸の状態が良ければ余計な毒素が体内に残らないので結果、肌の状態が良くなるのです。

ただし!

ヨーグルト効果はそれだけでばないのです。
その効果と効率的な食べ方のご紹介です。

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ヨーグルトの効果って?

最近報告されているヨーグルトの効果は以下の通りです。

  • 腸内環境の改善
  • 便秘解消
  • 新陳代謝アップ
  • 免疫力アップ

■腸内環境の改善
これは便秘解消とは違って、下痢気味の方や便通が不順の場合も改善されるという意味です。最近よく耳にする「腸内フローラ」の状態を良くするということですね。

腸内環境が良くなれば、二次的効果で「アレルギーの改善」「睡眠の質の向上」「ダイエット」などの効果が期待されるということです。

■便秘解消
ヨーグルトに含まれる乳酸菌
これは腸のぜん動運動を助け、消化吸収を助ける効果があります。乳酸菌などの善玉菌は、悪玉菌やその他の有害物質の生成を防ぎ腸内環境を整えます。これが便秘解消につながるのです。

ただ乳酸菌は酸に弱いため、胃酸の多い空腹時などに摂取すると腸まで届かずに消滅してしまいます。食べ方に気をつけたいですね。

■新陳代謝アップ
これもヨーグルト成分が直接新陳代謝をあげるわけでなく、腸内環境が整うことで得られる効果です。
ほかの臓器と比較して、腸の新陳代謝のスピードはかなり速いそうなので、その動きを活発にすることにより古い細胞と新しい細胞の入れ代わりを促進します。

■免疫力アップ
乳酸菌には、免疫細胞を活性化させる作用があるといわれています。風邪やインフルエンザ予防にも効果的。事実、毎日ヨーグルトを食べる私は10年以上インフルエンザにもかかっていませんし、風邪も2~3年に一度ひくかひかないかくらいです。

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ココがポイント! おススメの食べ方とは

上記にあげたヨーグルト効果とは、実はどのヨーグルトでも成果があるわけでもなく、乳酸菌の種類や食べ方、さらには食べるタイミングによって異なってきます。

まずは美肌にしろ、便秘解消にしろ、腸内環境を整えることが先決ですよね。
そのための効果的な食べ方から。

腸内環境を整える食べ方

1.『植物性乳酸菌』を摂取
動物性乳酸菌と比較すると、腸への達成率が高いのが特徴です。
植物性乳酸菌は、味噌・醤油・甘酒・酒粕・酒・漬け物・納豆などに豊富に含まれています。

2.ヨーグルトは食後
乳酸菌は胃酸で死滅してしまうので、空腹時は避けましょう。

3.オリゴ糖や水分を一緒に
乳酸菌などの善玉菌は、「オリゴ糖」を餌にして増えます。オリゴ糖を多く含む食材は「ヤーコン」「きなこ」「ごぼう」「あずき」などです。

4.ヨーグルトを温める
40℃くらいに温めたほうが乳酸菌が増えると言われていますが、ちょっと抵抗ありませんか?そういった方は冷蔵庫からだしたら、常温くらいになるまで少し置いておきましょう。

乳酸菌を選ぶ

乳酸菌は何百種類もあるので、体質にあったのものを探しましょう。また、同じ乳酸菌をずっと摂取していると、身体が慣れてきてしまいます。たまに異なった種類を摂取するほうが効果的です。

便秘効果・・LB81乳酸菌
免疫力アップ・・・R-1乳酸菌(1073R-1乳酸菌)
内臓脂肪低減・・ガセリ菌SP株
花粉症緩和・・ビフィズス菌BB536
ピロリ菌の抑制・・LG21乳酸菌

一日の摂取量の目安は100g~200g程度だそうです。
大きいパックで購入する場合、空気に触れると菌が減っていってしまうので、お早目に。
また、上澄みの水にも栄養があるので、一緒に摂取するようにしたいですね。

では健康生活目指して、レッツ腸活!

> ダイエット・便秘解消に効くヨーグルトの組み合わせ食材

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