乾燥による肌のかゆみ 我慢できない!を解消

敏感な方はそろそろなのではないでしょうか。
湿度がさがってくるこの時期、ぶり返すあのかゆみ!

特に足、背中など皮脂の分泌が少ないところは、すぐ出てきますね。

もう花粉症とおなじくらい定番化した症状なので誰もがご存知かと思いますが、原因は乾燥です。

最近ではドラッグストアでもかなり多くの種類のクリームなどが販売されていますが、あれらのほとんどは治療薬ではありません。
かゆみを軽減するための応急処置のものです。

日頃のケアを見直し、根幹的な対策を打ってみませんか?
クリームを体中に都度塗るあのわずらわしさから解放されればこんなにうれしいことありませんよね。

乾燥を招く生活習慣、乾燥対策法などをご紹介します。

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生活習慣からきている?乾燥肌の原因を探る

乾燥肌といっても、体質やアレルギーなど先天性のもから生活習慣が招いているものまで、要因はさまざまです。先天的なものでない場合、以下心あたりがある方は一回見直ししましょう。

  • 季節の変わり目
  • 栄養の偏り
  • 睡眠不足
  • ホルモンバランスの変化
  • ストレス
  • 加齢
  • 肌への刺激

これらが乾燥を引き起こす要因です。
加齢やホルモンバランス、季節の変わり目などは見直すことはできないかもしれませんが、その他は大体自己管理できそうですね。
その他、運動不足なども原因のひとつとされています。

睡眠不足

睡眠が不足していると、肌のコンディションが悪くなります。乾燥はこれが原因の場合もあります。

食事

ビタミンB2とB6が不足するとニキビなどの肌荒れも引き起こします。ニキビも一要因は水分不足からきているというので、ここは関連がありそうでうすね。

具体的なおススメ食材は終わりの方でご紹介します、

スキンケアも見直す

スキンケアももちろん重要です。

お風呂の入り方

熱い温度は水分をどんどん消失しい行ってています。湯船の温度は40℃以下に設定しましょう。入る時間は20分以内が目安です。

また、身体を洗うときはナイロンや化学繊維のタオルは避け、軟らかい自然素材のものを使います。ごしごし洗うのは禁物!手で洗うのもいいですね。

ボディソープ(石鹸)も適量で。使いすぎると余計皮脂が洗い流されてしまいます。
アルカリ性のものより、弱酸性のものを選んでください。
かゆみを進行させる最大の要因はボディソープにあるとも言われています。

お風呂上がりはボディクリームでしっかり保湿を。

顔にはセラミド配合化粧水がおすすめです。
高い保湿力があるので、肌を正常な状態へと導いてくれます。

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その他の生活習慣

着るものと洗剤

ウールなど肌への刺激があるものは避けましょう。また化学繊維も静電気を引き起こし、それが肌への刺激となるので、できればコットンやシルクなど軟らかい天然繊維のものを着用するようにしてください。

また、下着は締め付けないものを。
血行不良を招き、かゆみの原因になります。

洗濯は洗剤柔軟剤に注意が必要です。

強力な合成界面活性剤、蛍光増白剤、殺菌剤により、繊維に残ったそれらの薬剤が皮膚の組織を破壊します。
洗濯石鹸に変えると、意外と症状が良くなるかもしれませんよ。

柔軟剤はクエン酸を使用するか、赤ちゃん用柔軟剤を使用してみるのがいいかもしれません。

肌に効く食べ物

あくまでバランスのとれた食事が基本ですが、ここでは特に乾燥肌に効果があるとされている食品のご紹介です。

アボガド

脂質が多く含まれ、さらにはセラミドの生成に携わるリノール酸やリノレン酸、乾燥肌を防ぐビタミンAも含まれているアボガドは乾燥肌には最適な食品。
ただ、カロリーは高いのでダイエット中の方は要注意。

アーモンド

ビタミンEが含まれているうえ、乾燥から肌を守るオレイン酸が70%も含まれています。最近はアンチエイジングの食品としても注目されていますね。

皮膚の健康を保つ働きがある栄養素も含まれる卵。タンパク質やビタミンAなど豊富なほか、コラーゲン構成に欠かせないアミノ酸も含まれているそうなので、積極的に摂取したいですね。

こんにゃく

意外かもしれませんが、こんにゃくに含まれているセラミドは、肌の角質層の水分を保持して乾燥から防ぐ働きをしてくれるそうです。

ボディケア

女性なら黒っぽいストッキングを履いていて、帰宅後脱いだら白い粉がストッキングにびっしり、なんて経験あるかもしれません。

これは乾燥肌により皮膚の角質が粉状にはがれたもの。悪化するとやはりかゆみを伴いますね。
常に保湿するするように心がけましょう。

市販のクリームは先にも述べた通り、根本的な治療にはなりません。
唯一、セラミドを含む美容液などが保湿効果を維持するとされていますが、高価なものであり、身体中に使用するのは限界があるかもしれません。

一般的にはヘパリン類似物質、ワセリン、尿素などが主な成分ですが、あくまで一時的に異常な乾燥をとどめて炎症を抑えるためのもの、と考えておいたほうがよさそうです。

放っておいて改善することは少ないそうなので、皮膚科の受診を勧める人も多いのが事実です。たかが乾燥肌と軽視せず、早めの対処を!

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