肌ダメージも回復 野菜の栄養をまるごと

秋になって、夏のダメージをひきずっている方が多いようです。

風邪をひいた、疲れがひどい、肌の調子も悪い、、、など
様々な不調の声を耳にするようになりました。

これからますます冷え込む季節。
夏の暴飲暴食や、疲れをそのまま引きずっている可能性も。

野菜、ちゃんと取っていますか?

「野菜ジュースのんでるし。」「サプリメント飲んでるし。」

本当にそれで栄養素足りていますか?

野菜の栄養を取るには、ちょっと気をつけるべき点があります。
それは

「切り方」と「保存方法」「調理法」

面倒くさい?
いえいえ、栄養を取るには皮もそのままなので、カット方法のみ気をつけてあとはザクザク切るだけです。

風邪予防のためにも、しっかりこの季節に身体の内側をメンテナンスしていきましょう。

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野菜の切り方で変わる?! 栄養残量

最近ちょっと話題になっていますね。
野菜の切り方ひとつで栄養価が変わっていきます。

野菜は切ると、その切り口から栄養が抜けていきます。酸化していくんですね。
それを最大限に防ぐことがポイントです。

・野菜の細胞を壊さない
・皮はむかない
・アクはぬかない

これらを守れば切った時点での野菜の栄養は残すことができます。

最近、「その調理、9割の栄養捨ててます!」という本が売れているそうですね。

9割???

せめて5割程度にとどめたいですよね。

野菜の特徴を知って適切に切る

細かく切った方がいい野菜とそうでない野菜があります。
代表格の野菜から切り方をみていきましょう。

野菜別切り方

【にんじん・ごぼう】

大根もそうですが、長い野菜は上と下で栄養素が違います。
皮を基本的にはむかずに乱切り・または輪切りにすることで、まんべんなく栄養が摂取できます。

ごぼうはあくぬきが必要とされていましたが、水につけることで必要な栄養素まで流れ出てしまいます。
栄養を残しておきたい場合は水には極力さらさない方がいいですね。

【ピーマン】
輪切りにするより縦切りにする方が繊維が壊れないので栄養が逃げません。
また、ワタ(種部分)は栄養価が高いので食感が苦手・または生で食べるという場合を除いて一緒に
頂いた方がお得(?)です。

【たまねぎ】
たまねぎは空気に触れることで血液をサラサラにするアリシンが出ます。
みじん切りにして、10分ほど空気にさらすことでアリシンUP!
みじん切りは繊維と垂直に包丁を入れてから、90度回転して繊維と平行に切る。

【白菜】
ざく切りが基本。芯の部分はくり抜いた方が栄養が残ります。

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市販のカット野菜や野菜ジュースの栄養価は?

手軽さから市販のカット野菜なども買う方もいらっしゃいますが、栄養価はある程度低いです。
カット野菜は栄養がまったくない、薬品漬けなどの話はデマのようです。

水溶性ビタミンは洗う段階で流れてしまいますが、脂溶性ビタミンは油でいためるなどしないかぎりほとんど減少することはありません。

脂溶性ビタミンは体の抗酸化作用に重要な働きをします。
抗酸化作用により期待される効果は疲労回復や軽減、肌質にも関わりがあります。

どうしても時間がないなどの場合はカット野菜を上手に活用しましょう。

野菜ジュースの栄養はどうなのでしょうか。

野菜ジュースは概ね濃縮還元という方法で作られているため、その工程で熱が加えられます。
そのため、熱に弱い性質のあるビタミンCが失われてしまいます。

また、飲みやすくするため、野菜をジューサーにかけた時のようなドロッとした感触を取り除いてしまいます。
そのため、食物繊維含有量も生の野菜ほどありません。
1本飲んでも1日に必要な野菜が摂取できません。

あくまで栄養補助にとどめていた方がいいようです。

カットした野菜を保存するコツ

自分でカットした野菜をフリーザーバッグに入れて冷凍すると、ある程度栄養を保ったまま
保存することができます。

カットした野菜を保存するコツは


1. 水気を切る

2. 「エチレン」と呼ばれる熟成や成長を促進させる植物性ホルモンを発生ないよう、空気を入れずに
フリーザーバッグに入れる。

3 冷凍庫に入れる

使うときは解凍不要です。

生野菜を切ったものより、味は劣りますが効果的につかいましょう。

きのこはむしろ冷凍する

小房や石づきを切って、ばらし、フリーザーバッグに入れて冷凍します。
そのまま使うよりうまみ成分がアップします。

野菜は以前記事にも書きましたが、干すことで栄養価がアップします。

肌や身体の回復は身体の内側から。
ぜひ日本によって、野菜の栄養分を丸ごと摂取できるようにひと工夫していきましょう。

> 一人分料理の強い味方 栄養満点干し野菜

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