これまで年末の大掃除に向けて少しずつ済ませておきたいところとして、サビ落としと換気扇をご紹介しました。
今回は年末前に済ませておきたいプレ大掃除第三弾。「網戸」です。
網戸は当然、外に面しています。
ほこりや排気ガス、家からは煙草のヤニや油などあらゆる汚れが付着しています。
面積も広いし、枚数のある家庭だと、寒い中やりたくありませんよね。
網戸の掃除は断然寒さがきびしくなる年末より秋が楽です。
ただ、今年は台風が多いので、その見極めはした方がいいですね。
今回は網戸を外さなくても簡単に汚れが落とせる方法をご紹介。
今のうちにやっておけば年末の大掃除がグッと楽になること間違いなしです。
網戸の汚れは基本的に中性洗剤か、少し汚れがある場合などは重層(弱アルカリ性)を使います。
では具体的な掃除方法をみていきましょう。
網戸の掃除はまずはホコリとりから
いきなり水ぶきしても掃除用具が一度に真っ黒になるだけです。
まずはホコリをとりましょう。
掃除機で吸い取る
かるい汚れならこれだけでOKです。
内側と外側両面、できればブラシ状のノズルで掃除しましょう。
不要になった靴下で拭きとる
靴下を両手につけて両面から挟み込むようにふきます。
手が届かないところは片面ずつ。
水ぶきするなら新聞紙で
水に濡らした新聞紙で拭いてからから拭きしましょう。
これだけで驚くほどキレイになります。
クイックルワイパーで拭く
おなじみ床用掃除器具です。ドライシートで拭いたらウエットシートに付け替えてさらに拭きます。
汚れがひどい時は洗剤を使う
油汚れがそれほどひどくない場合は中性洗剤で十分です。
水に少量の中性洗剤を入れ、それを刷毛で網戸に塗るか、スプレー容器に入れてまんべんなく吹きつけます。
数分してから洗い流すか、濡れぞうきんでふきとるとキレイになります。
(ぞうきんは真っ黒になるので、枚数用意するか、まめに洗ってくださいね)
油汚れがひどい場合は、アルカリ性の重層を使います。
これも水(またはぬるま湯)に重層を溶かし、スプレー容器に入れます。
これをまた網戸に吹き付け、数分してから濡れぞうきんでふきとります。
メラニンスポンジ(激落ちくんの商品名などで売っているアレです)で拭きとるとさらに汚れがすっきり。
油汚れやヤニが付いているときはこのメラニンスポンジのほうがキレイになるようです。
排気ガスやキッチンからの油汚れがひどい場合は、もう一度重層水を吹きつけて数分おいてから拭き取ります。
だいたい二回ほどで頑固な汚れもキレイになります。
サッシの枠や溝の部分
意外とここは見落としがちですね。
網戸を掃除する際にマスキングテープをはっておき、網戸の掃除が終わってからはがすとホコリごととれるという話もありますが、けっこうほこりも残りそうです。
ここはがんばって洗いましょう。
網戸をレールにつけたままなら、多少水なども流れ込んでいるはず。
少量の洗剤を溶かした水をちょっと流しながら、古タオル(くつしたなどでもOK)の上から割り箸でおさえつけ、水を掻きだすように拭き取ります。
必ず網戸掃除の後にやりましょう。
ひどい汚れならマジックリンなどを吹きつけて、やはり水を流し、タオルと割り箸で洗います。
網戸の汚れを防ぐ
キレイになった網戸はなるべく汚れを防ぎたいですよね。
その場合は網戸を再び水で濡らし、家庭用柔軟剤を溶かした水をふくませたぞうきんなどで負網戸を拭きます。
柔軟剤には静電気防止の役目があるので、ほこりを寄せ付けにくくしてくれます。
あとは部屋の掃除の際、掃除機で網戸のほこりも吸い取っておけば、年末というかこの時期に苦労することも無くなります。
クイックルワイパーでも◎。
要はほこりの上に油汚れをつけないことです。
換気扇もそうですが、ホコリ+油のW汚れはこのうえなく手ごわいです。
掃除のついでの網戸のほこり取り。
がんばって来年続けましょう。
とにかく、すぐに寒くなりますので網戸掃除はお早めに!