着物で初詣 失敗しないレンタル着物選びのコツ!

新年、初詣の予定はありますか?
初詣デートという方も多いのでは?

どうせなら、着物でシャンとして神社でお参りしてはどうでしょうか。
彼もきっと喜んでくれるに違いありません!

着物は着たいけど、なかなか着る機会がなくて、と言う方なら特に新年挑戦するチャンスです。

「どんな着物を選んでいいのかわからない」
「小物は?寒さ対策は?」

など、普段着物を着ない方は必読(?)です!

着物は買う必要はありません。

ただ、借りる着物を間違えなければ。

初詣にふさわしい着物とは?

初心者の方も安心の着物選びのコツをご紹介。

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初詣にふさわしい着物とは?

初詣は当然、神様へ「今年もよろしくお願いいたします。」とごあいさつに伺う儀式です。

本来なら正装に近いフォーマル・セミフォーマルな着物を着ていくべきですが、最近ではそんな着物を着て行く方も少なくなりましたね。

デートならちょっとおしゃれで、かつカジュアルすぎない着物がおススメです。

小紋

型染めの着物です。

飛び小紋と言われる小紋柄がちりばめられているものや、びっしりと模様が入ったような総柄の小紋まで種類は豊富です。
一見、華やかで格式高く見えますが、洋服でいえば、おしゃれなワンピース的な位置づけです。

つまりは少しカジュアルな着物です。

帯は染め織から織の帯まで幅広く合わせられますので、コーディネートも十分に楽しめるテッパンな着物です。

出展:リサイクル着物 くるり

江戸小紋という遠目では無地に見える小紋もおススメです。

こちらはセミフォーマルの着物ですが、着物で唯一帯を選ばない着物とも言われています。つまりはカジュアルから少しフォーマルな場にも着ていける用途の広い着物です。

単色や二色くらいが定番なので、一見華やかさに欠ける印象がありますが、帯次第でグッと艶やかに色っぽくなる不思議な着物です。着物自体に格別の品があるので、ます失敗しない着物と言っても過言ではありません。

レンタル着物店で取り扱っているお店は少ないかもしれませんが、もしあればぜひトライしてみてください。
決してレンタルに見えない着物ですよ。

先染めの糸から織られた着物です。
デザインは産地によって様々です。

元々は普段着の位置づけでしたが、最近では社交着的なものまで用途の幅が広がってきています。

繭糸を依って織るので、少し表面に凹凸があるものが多いですが、大島紬などはシャリ感のあるパリッとした雰囲気があります。

折り目が細かく、冬はとても温かい着物です。

コーディネートも幅広く、帯や帯揚げなどの合わせ方で個性が活かせる着物とも言えます。

初心者の方は、お店の方に相談しながら色々組合わせを考えてみるといいかもしれませんね。
どんどん着物選びが楽しくなってきますよ!

木綿・ウール

初詣など寒い季節にはおススメの着物です。

格としては普段着の扱いになりますが、初心者の方なら気軽に楽しめる着物です。

こちらは帯は染めの名古屋や半幅など少しカジュアルな帯を合わせます。

木綿なら、最近はデニム着物なども定番化しつつあるので、そんなものも視野に入れるとグッと身近に感じるのではないでしょうか。

半襟や帯揚げなどをモダン柄のものを合わせたりすると、洋服感覚で楽しめます。

出展:リサイクル着物 くるり

以上、紬などはレンタル着物店では取扱いのないところもあります。
もし借りたい場合は事前に店舗で確認しましょう。

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できれば避けたい着物

最近、外国人観光客はもちろんのこと、日本人の若い方も着物に興味がでてきたのか、浅草や鎌倉などで着物姿の方を良く見かけます。

若い方の着物姿。
可愛らしいのですが、やはりレンタルと一目でわかる着物が少し残念な印象も。。。

観光地で貸し出している多くの着物は洗いのできる、化繊の着物。

もちろん、化繊は最近ではフォーマル着物にもなるものもあるので、それ自体は否定しませんが、よく見かけるレンタル着物はシーズン関係なく、華やかに見えるデザインのものをそろえています。

華やかな柄で白地のものなども多いですね。

その柄が冬、寒々しく見えてしまうのです。

特に冬場も羽織などを貸してくれるところがないのか、せっかくの着物を上着で隠したくないから借りないのか、真相はよくわかりませんが、本当に寒そうに歩いているのを見かけますね。

本来、正絹(しょうけん)の着物はとても温かく、さらに羽織などの着物の上着を着れば見かけよりずっと温かいものです。

レンタルする場合は、上記に述べたような着物の基礎知識を頭に入れて借りるようにしましょう。

レンタル着物店でも、訪問着など本格的なフォーマルな着物を取り扱っている店もあります。

できれば初詣には浅草で見かけるようなデザインの着物は避けましょう。

はたから見ても寒々しく、本人も間違いなく寒いです。

思い切り自分好みに着崩したい

個人的には着物を着崩して着るくらいなら、最初から洋服にすればとも思うのですが、どうやら着物を着崩すのがお洒落とか。。。

私的には、ちゃんと着物を着たうえで、帯や帯揚げをモダンな今風のものにするなどした方がよほど若い方ならではの着物の着こなしであり、カッコいいと思うのですがどうやらそうでもないらしいです。

でも本当に、着物を着崩すとこは、当の本人ほど周りは素敵と思っていないようですよ。

どうしても自分流に着たいというかたはデニム着物がおススメです。

割と安く借りられるようです。

デニム着物なら、できればカジュアルな草履くらい履いて欲しいですが、まあ、ショートブーツなんかもありかもですね。

もしすこしでも格を上にみせたいのであれば、上記にあるように名古屋帯でお太鼓結びにしましょう。

まとめ

着物は帯や小物の合わせ方でいくらでも個性が出せます。

できれば初詣には、神様の御手前もあるので、正式な格好で伺いましょう。

着物は結構重ね着するので、見た目ほど寒くはありませんが、季節は真冬。

袖から入る風防止に長い手袋などがおススメです。

ショールと道中着などがあればそれをはおれば、かなり寒さは防げます。

新年早々着物で楽しめることを願いつつ、また良い新春を迎えられますように。

> 初詣はどこ行く?ご利益や人気神社のご紹介

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