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毎年人気の北野天満宮の梅花祭
梅の一番の見頃などご紹介
1月にはいると寒い中、あちらこちらで梅が開花してきますね。
毎年「梅花祭」が開催され、梅見に多くの人が訪れるのが京都・北野天満宮。
言わずも知れた全国天満宮の総本山です。
ここでは50種の梅、約1,500本の梅が咲き誇ります。
早咲きのものから遅咲きのものまで1月から3月下旬まで楽しめます。
見ごたえたっぷりの梅花祭。
そもそもどんなお祭り?
梅花祭の概要や見どころ情報をご紹介。
ぜひ参考にしてください。
北野天満宮梅花祭2019の日程と概要
北野天満宮梅花祭は祭神である菅原道真公の祥月命日、毎年2月25日開催されます。
この日は秀吉の北野大茶湯にちなみ、境内の梅苑で野点の席が設けられ、境内の梅花の下、上七軒芸妓の華やかな野点茶会(有料。10~15時)が開かれます。
ただ、こちらは1月25日から頒布される、先着3,000枚限りのものなので、地元の方しか無理です。
当日券は若干数あるようです。もしそれを狙うなら直接北野天満宮へ詳細お問い合わせください。
ただ、外からは見られるので、ちょっと艶やかな梅見祭を拝見するのもいいですね。
授与所では「紙立」に用いた玄米を「厄除玄米」としていただけます。
境内の梅がある梅苑の公開が2月初旬~3月下旬。
このときは梅苑の拝観がお茶とお菓子もいただけて、800円となります。
さらに金土日には梅のライトアップも。
桜と比較すると、控えめな花のつきかたですが、ライトアップされると妖艶な姿に変化します。
一見の価値アリ。
ただし開園時間はそれほど遅くまで開いていません。
9:00~16:00となっています。
夕方のライトアップになりますが、この時間帯けっこう混み合います。
もし少しでも混雑を避けたいのであれば、早めの時間帯がおススメです。
入場料[いずれも茶菓子付]
大人800円(中学生以上)・こども400円
30名以上1割引 (但し25日、土・日曜、祝日を除く)
身体障害者 大人400円・こども200円
※梅苑の公開は開花状況による。例年2月初旬。
梅の見頃と北野天満宮の梅苑の見どころ
北野天満宮の梅苑の見どころは何と言っても品種の多さと希少価値の高い品種の梅が見られること。
いくつか紹介しましょう。
菅公の“飛梅伝説”が伝わる本殿前のご神木「紅和魂梅」
北野天満宮の御神木「紅和魂梅(べにわこんばい)」。菅原道真が大宰府へ赴任した際、道真を慕って一晩のうちに大宰府に飛来したという“飛梅伝説”伝承の木と言われています。
接ぎ木で増殖されたと推測され、「紅和魂梅」の樹齢は350年とも。
3月中旬ごろに薄紅色の花を咲かせます。
珍しい品種「黒梅」
かなり珍しい品種の「黒梅」。2月下旬~3月中旬が見頃です。大輪の八重の花をつけます。咲く時期は若干遅め。
愛らしい梅。ぜひ一度行ってみたいですね。
紅白が混在する「思いのまま」
ネーミングが魅力的ですが、その花もとても魅力たっぷり。一本の木に淡紅と白、紅、絞りなどを1本で咲き分ける美しい梅。
2月から3月くらいまでが見ごろ。
縁起の良い梅?雲竜梅
雲の中で竜が昇る様子を表す「雲竜梅」。枝がうねることからその名がつきました。寿命の長い樹木で、運気上昇の縁起の木だそうです。
北野天満宮の本殿の裏側に咲きます。
北野天満宮へのアクセス
京都駅からはバスが便利です。
住所:京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
電話:075-461-0005
開園:9:00~16:00
駐車場:開場時間 9:00~17:00
アクセス:
JR京都駅より市バス50・101系統で約30分 北野天満宮前下車
JR・地下鉄二条駅より市バス55系統で約11分 北野天満宮前下車
名神高速道路南インター又は東インターより約30分
なかなかこれだけの梅を観賞できるスポットはありません。
福と春をいただきに、京都北野天満宮へ足を運んでみませんか。