お茶を美味しく入れるためのコツと知ってトクする茶器の選び方

緑茶の美味しい淹れ方と茶器の選び方

いつもの緑茶が淹れ方次第で
美味しさが格別にアップする?!

今、緑茶が世界的にブームだそうですね。
ヘルシーで美味しいと評判だそうですが、お茶の淹れ方もちゃんと伝わっているのでしょうか。
どこかの国で、緑茶に砂糖を入れるとかいう噂も聞いたことありますが、、。

あなたは緑茶の美味しい淹れ方知っていますか?

高い茶葉を買う必要はありません。
緑茶は淹れ方ひとつで大きく味が変わります。

そう、ポイントは茶葉より淹れ方!

日本人なら知っておきたい美味しい緑茶の淹れ方のご紹介。
さらに茶葉にあった茶器の選び方もご紹介しますので、ぜひご参考に!

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お茶を美味しくする3つのポイント

お茶の味は淹れ方で変わるんです。
ポイントは3つ。

  • お湯の温度
  • 茶葉の量
  • 蒸らし時間

茶葉の量はその茶葉の種類によって異なります。
購入したお茶のパックに一番その茶葉が美味しくいただける分量が書いてあるので、要チェック!

美味しい緑茶の淹れ方

ここでは二人分の一般的な美味しい淹れ方をご紹介します。

【用意するもの】
・急須または宝瓶(ほうひん)絞り出しでもOK
・湯ざまし(方口でもOK)
・湯のみ2個(小さめのもの)
・茶葉 10g
・沸騰したお湯

【緑茶の淹れ方】
1.茶葉6~10gを急須に入れる。(一人分は3g~5g カレースプーンすり切り1杯が約3g)
2. 沸騰して少し落ち着いたお湯を一度湯のみに入れる。
3. 湯のみから湯ざましへお湯を移す。(80℃までさます)
4. お湯を急須へゆっくりと注ぐ。
5. 蓋をして1分蒸らす。(絶対急須を振らない!)
6. 湯のみに少しずつ交互に入れていく(濃さが均等になります)
7. 最後の一滴まで入れる。(ここの旨みが凝縮されています)

ポイントは
「茶葉をケチらずたっぷり入れる」
「お湯の温度は熱すぎずに80℃」
「抽出時間はジッと正確に」
です。

お湯は温度が高いと渋みが強くなります。
渋いのがお好みの方もいらっしゃるかと思いますが、緑茶(煎茶)の美味しさは「甘味」と「渋味」のバランス
沸騰したお湯をそのまま使わないことが鉄則です。

また、少しでも「お茶の出」をよくしようと急須にお湯を入れてからふる人がいますが、絶対NGです。
雑味が出ます。
静かにじっくり抽出させてください。

最後は急須の口から「もうコレ以上出ない」と思っても、しばらく我慢して最後の一滴まで入れきること
ここに最高の旨みが入っていることと、お湯が残っていると二煎目の味に影響がでます。

なかなか至福の一杯をいただくにも気をつかいますね。
でも慣れてしまうとそんなに大変なことではありません。

私は個人的に最後の一滴を出すのがしんどいです。。。

お茶を楽しむための茶器の選び方

茶器のよってお茶の味が変わるって知っていましたか?
厳密にいうと、茶葉と相性の善し悪しがあるのです。

ただ、お茶は日常手軽に楽しみたいもの。

自分の生活スタイル(普段何人分入れるか、食洗機で洗うかなど。。)に合わせて選んでください。
お気に入りの茶器ならお茶の時間も、もっと楽しくなるかも♪

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急須

一番定番の茶器ですね。

取っ手がついているので、湯のみにも注ぎやすいですね。
茶葉を入れた急須にお湯を注ぐと、中で茶葉が循環し効率よくお茶が抽出されます。

選ぶポイントは持ちやすさ。
持った時のバランスがいいものを選びましょう。

実は持ち手を下にして急須を立てた時、急須が倒れずにバランスを保てるものが良い作りという説もありますが、店頭でそれを試すと倒れて割れる可能性があるので、それはやめておきましょう。

陶器か磁器のもので、あまり大きくないものがおススメです。

陶器なら少し値段は高いですが、愛知県の常滑焼が、お茶をまろやかにすると定評があります。
焼締めの陶器なのでかなり渋く、その好みは分かれるところですが、、。

急須を買ったときに注ぎ口にビニールのホース状のカバーがついていることがあります。
これは運搬時の破損を防ぐための緩衝材。
実際使うときには、ここに雑菌がたまる場合もあるのではずします。

【適した茶葉】
煎茶・ほうじ茶・かぶせ茶・茎茶など。小ぶりのものなら玉露もOK。

宝瓶(ほうひん)

宝瓶

出典:Rakuten

取っ手が付いていない、急須といった感じ。
小ぶりがものが多く、一人分のお茶をいれるのに適しています。

ちゃんと茶漉しがついているものを選んでください。

磁器のものは熱さが手に伝わりやすいので、陶器(少し厚みがあるもの)がおススメです。
急須より作りがシンプルなので、洗うのも楽です。

【適した茶葉】
煎茶・玉露

絞り出し

絞り出し

出典:極茶人のおすすめ

宝瓶をもっと小ぶりにしたもの。
少量の茶葉とお湯しか入れられないので、玉露など少量のお茶を入れるときに適しています。
茶漉しはなく、最後の一滴まで絞り出せるような作りになっています。

【適した茶葉】
玉露

さらにうまみアップのお茶の入れ方

飲むというより味わう、うまみたっぷりのお茶の淹れ方をご紹介。

玉露の場合

摘み取りの20日前から直射日光を遮ることでテアニンを増やし、特有の甘さを味わえる玉露。
淹れ方のコツはぬるめの少量のお湯でじっくり抽出させること。

また、氷で淹れるとさらに旨みが抽出されます。

【淹れ方】
絞り出しに茶葉を10gくらい淹れ、平らにしたら大き目のロックアイスをのせます。
そのまま蓋をして、氷が溶けるのをひたすら待ちます。

湯のみというか、おそらく大き目のぐい飲みが適当なサイズかと思いますが、最後の一滴まで注ぎきります。

とろりとした甘味が楽しめます。

普段の煎茶の場合

高価な玉露でなくても、氷出しで緑茶の旨みを味わうことができます。
テアニン1.5倍にする淹れ方。さらに免疫力アップされる「エピガロカテキン」も。

普段飲みの煎茶を極上の味にしていただきましょう!

【淹れ方】
急須に煎茶の茶葉10gと、氷水を100ml入れます。このとき、氷は急須に入れなくてもOK。
一煎目は5分。二煎目以降は5秒おいて、茶漉しを使って湯のみに注ぐ。
この場合も最後の一滴まで注ぎきってください。

まとめ

一口に緑茶といってもその種類は産地や種類で味のバリエーションは多彩。
美味しいお茶を飲むためには、様々な産地のお茶を試し、好みの味を見つけることも必要。

飲んでいるとその産地によって「こんなに味が違うんだ」と分かります。

ブランドにこだわらず、自分の舌で確かなものを見極めてくださいね。

風邪予防にも効くといわれている緑茶。
ぜひ毎日飲む習慣をつけて、毎日元気に過ごしてくださいね。

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