毎年秋が過ぎる頃、どこか脳裏をかすめて、気が重くなる年末の大掃除。
みなさんはいつごろ始めますか?
私はいつもぎりぎりになってはじめ、ちらほらとやり残しができる始末です。
年末ともなると寒いし、なおさら水に触りたくない、外で作業したくないと、ずるずる引きずってしまいますね。
そう、まだ寒さが本格的にならないうちに着手すればいいのです。
網戸とか、窓ふきとか、ベランダとか。。。
キッチンや換気扇は数カ月の間にまた汚れますからね。
これは年末にとっておきましょう。
そんな中から今日はサビ撃退対策をピックアップ。
けっこうありますよね?
あんなところやこんなところ。
意外とやろうとするとてこずるカビ取りがこんなに簡単にキレイになります。
まずは大掃除のウォーミングアップから。
大掃除の第一歩 サビの箇所のあらい出し
サビってどこにある?自転車とかベランダの手すりだけではないですよね。
- 風呂場の扉のジョイント部
- 風呂場のラックから流れてついた床のカビ
- 洗面台につい置きっぱなしにしていたヘアピンからのもらいサビ
- 玄関の隅の傘立てをどかすとしっかりついている床タイルの上のサビ
なんとなく毎日目にしているけど、見て見ぬふりしているところばかりですね。
でも、ちょっとしたことで驚くほどキレイに落ちるのです。
サビは酸で撃退!
サビは基本「酸」で落とします。
けずるやり方もありますが、家の中のサビは傷つきやすいところに発生しているので、削るのはちょっとためらいますね。
酸で落とす方法をいくつかご紹介します。
歯ブラシ+歯磨き粉
これはかなりサビはじめのころの段階の場合。
歯磨き粉をサビに塗布し、歯ブラシでこすります。
重層
重層に水を(1:4)の割合で溶く。ペースト状になった重層をカビが見えなくなるまで塗ります。1時間ほどおいてから歯ブラシなどでこすりましょう。
酸性の洗剤
おススメは花王のハイドロハイター。
風呂場や洗面台のプラスチックについたもらいサビに有効です。
使用方法に従って、50℃ほどに温めたお湯を張り、ハイドロハイターを入れます。40~50℃ほどに温めたお湯を張り、ハイドロハイターを入れます。30分ほどおいてから水で洗い流すとキレイに。風呂場の床・洗面台のもらいサビ・玄関の傘立てのもらいサビなどにも有効です。
酢
酸性の洗剤と同じ使い方です。
洗剤がなければこちらで代用もできますね。
塩とレモン汁
こちらも酸が効く。
塩をサビ部分が隠れるくらい覆って、そのうえからレモン汁をかけます。
2~3時間おいて、歯ブラシなどでこすります。
いつの間についてしまった服のサビ
時計やバックなどの金具から金属粉がついて、時間の経過とともに酸化して色が変わりシミになったり、物干し竿のサビが付着するなど、意外と衣服にサビがつくことは珍しくありません。
ではどうやって落とす?
基本は家庭内のサビ落としと一緒です。
塩とレモン汁
付着部に塩とレモン汁を塗布して丸一日くらい乾燥させないようにおいておき、それから洗濯します。
ただし、色落ちなどしないかどうか、目立たないところでテストすることをおススメします。
酢
サビのシミ部分に酢を拭くませます。こちらも丸一日くらいおいてから洗濯します。
どうしても落ちない場合はクリーニング店で相談してみてくださいね。
まとめ
大掃除は誰でも大変なもの。
大掃除と思うから、帰って腰が重くなります。
割と季節のいいときから少しずつ進めれば、案外あちらもことらもと手がつけやすくなるものです。
(という私もいつもぎりぎりですが、そういった経験は一応あります。)
断捨離から始める。粗大ごみから始める。
なんでもいいと思いますが、毎日使う場所だけは最後にしましょう。
大掃除第二弾
> 換気扇の掃除 年末より秋が◎