天気が不安定になるこの季節。梅雨が明けても近年恒例のゲリラ豪雨とかで、なにかと折りたたみ傘が手放せない季節です。
(ビニール傘も家にたまっていく一方ですし、できれば買いたくないですよね)
ただ、折りたたみ傘もそんなに本数を持っていないと、一回使って翌日生乾きのままかばんに押し込むなんてこと、ありませんか?
生乾きの傘、菌の温床です。
使ってなんとなく水気がなくなったからといって、そのままたたんでしまうと臭いやカビの原因になります。
いつまでも購入したてのような撥水効果を維持できたら、短時間で渇きますし、重宝しますね。
そんな折りたたみ傘を長く、良い状態で使い続けられる方法をご紹介します。
まずは傘の選び方からチェック
傘を買うとき、何を基準に選んでいますか?
デザインと値段?
まあ、ほとんどの方はそこでしょうか。。。
でも、ちょっと風の強いとき、強い雨が続いたとき、結構早くダメになっていませんか?
折りたたみ傘はどうしても仕様上、長い傘より耐久性に欠けます。
重さと丈夫さは比例関係にあるようで、折りたたみは軽量化に重点をおかれているので、どうしても構造的に弱くなります。
ただし、骨の素材などを選べば、比較的耐久性に優れた傘が見つかります。
骨の素材と丈夫さは以下の通り。
ステンレス | アルミ | グラス ファイバー |
カーボン | |
丈夫さ | ○ | × | ○ | ◎ |
カーボンは結構、価格としては高めになりますが、丈夫です。
釣り竿などに使用されている素材ですね。しなるので、ある程度の風にも耐えられる耐久性があります。もちろん錆びにも強いです。
さらに、重量も軽いので、かばんに忍ばせて運ぶ折りたたみ傘には最適です。
また、グラスファイバーもかなり耐久性が高い素材です。値段は一般的にカーボンよりは安いようです。
さらに、撥水性を売りにしたものは、ある程度長持ちするようです。
骨の数
一般的には8本です。本数が多いほど風などの抵抗に強くなりますが、当然重くなります。
なので、折りたたみ傘で骨の数が多いものはあまりありません。
こちらは長傘を買うときの参考にしてください。
丈夫な傘を買ったら次は管理
丈夫な傘を長く快適に使い続けるためには、使ったらまず乾かすことです。
どんなに撥水性の高い素材の傘でも、傘には骨と生地を止めるために糸などが使われています。
傘の帆が撥水しても。糸にはその加工はされていません。
当然、そのままにしておくとカビや臭いが発生します。
乾かすポイントは3つ。
1.必ず傘を広げて乾かしましょう。
2.ある程度布で拭いてから干すと、乾きやすいです。
3.ドライヤーで仕上げるとさらに効果的
最後のドライヤーは「そこまでやるの?」と思われるかもしれませんが、乾かすと同時に撥水効果を復活させる効果もあります。
傘の撥水効果はフッ素重視によるもので、それが使っているうちにその繊維が寝てしまうのですが、ドライヤーをあてることで繊維が立ち、撥水効果もよみがえります。
ただ、ドライヤーを近づけすぎないようにしてくださいね。
(溶けます)
万一臭いが発生してしまったら?
水一リットルに大さじ3杯くらいの重層を溶かし、その水を湿らせた布やスポンジで拭き、洗い流して乾燥させます。
(できれば軽く拭いてドライヤーなどで乾燥させる)
大抵これで消えるはずですが、消えない場合は重層の量を増やしてみてください。
こういう手入れ法などを読むと、「外で降られたら、ビニール傘を買えばいい。」と思うかもしれませんね。
私もそうでしたが、今では折りたたみ傘派になりました。
なぜかというと、たまっていくビニール傘の本数をみたら、なんだか金銭的にも馬鹿らしくなってきたからですww
それでもやはりビニール傘派ですか?
風には弱いので、強風のときは注意してくださいね。