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ハウスクリーナーとしても防虫剤としても使えるハッカ油
ただし使用に注意する点も!?
最近は植物性の子どもでも安心のスキンケアや防虫剤などが店頭で多く目にすることが多くなりました。
ただ、スキンケア用、防虫用と買っていくとかなりの予算になってきますね。
そこでコスパ抜群のアイテムが「ハッカ油」。
これだけで防虫からヘルスケア、さらにハウスクリーナーまで。
その使用方法と使用上の注意点までをご紹介!
上手につかってこの暑い夏をスーッと快適に過ごしましょう。
ハッカ油の主な効能とは?
ハッカオイルともミントオイルとも呼ばれるハッカ油。その効能はこんなにあるんです!
無添加かつ食品にも使用できます。
ハウスクリーニング
フローリングのベタつきなどをすっきりさせます。
消臭・脱臭
香りでごまかすのでなく、雑菌効果があるので、生ゴミの臭いや汗臭い靴の臭いなどを取り除いてくれます。
ヘルスケア
風邪の季節。
人の身体には鼻から肺まで体内への異物の侵入を防ぐ役目をする線毛というものがあるのですが、乾燥するとその働きが鈍くなります。
ハッカに含まれる成分、メンソールは線毛の働きを活発にする効果があります。結果風邪予防に効果があります。
リラックス
リフレッシュ効果がある一方、気分を落ち着けてくれる効果もあります。
寝具などにハッカ油ウォーターを一吹きすれば、安眠効果が期待できます。
アロマストーンなどに含ませて、部屋のデオドラントにも
虫除け
薄めたハッカ油ウォーターを防虫剤の代わりとして使うこともできますし、虫が入ってきそうな網戸などに吹きかけておくのも効果的です。
炎症鎮静効果
いわゆる湿布薬です。
お腹にはると便秘にも効果があるという噂も?
料理のアクセント
使いすぎず、1滴・2滴を目安に使いましょう。
では具体的な使い方をご紹介していきましょう。
ハッカ油の作り方と使い方
【基本的なハッカ油スプレーの作りかた】
1.ハッカ油10滴に、水と混ざりやすくするために無水エタノールを5ml加えて混ぜる。
2.水45mlを加えて混ぜ、清潔なスプレー容器に入れる。
3.使う直前はよく振る。変質してしまうので、1週間ほどで使い切る。
用途によって多少異なるのそれは以下用途別分量をご紹介していきます。
水は肌につける用途の場合は精製水を使ってください。無水エタノールとともに、ドラッグストアに売っています。
ハッカ油を水で薄めれば、基本的にどんなものでも使用できますが、ボトルはポリスチレン製(PSの表記で確認)のものは使用しないでください。
ハッカ油にポリスチレンを溶かす性質があります。
ハウスクリーニング
フローリング掃除
最近はフローリングをぞうきんで水拭きする家庭も少なくなったかと思いますが、裸足で歩きまわる夏。
すっきりさらさらな床にしておきたいですよね。
水を入れたバケツにハッカ油を2~3滴入れ、その水で濡らしたぞうきんで床を拭くとベタベタが解消されます。
また、ハッカ油入りの水ぶきで、匂いもとれます。
ガラス
1/2カップの炭酸水にハッカ油を3滴ほど入れ、よく混ぜたものをスプレーボトルに入れます。
ガラスに吹きかけ、拭きとるだけ。
気になる指紋などもキレイになります。
一回使い切りなので、残さないように。
消臭・脱臭
コットンにハッカ油を含ませて、もう使わなくなった古い靴下などにつめてしまえば、お手製の防臭用シューピローができます。
ブーツなどに入れておくことをおススメします。
そのほか、生ゴミなどの臭いが気になる場合はハッカ油スプレーを気になるところにふきかけておきましょう。
虫除け
窓際や網戸、エアコンなどに吹きかけておくと、虫の侵入が防げます。
精製水を使ったハッカ油スプレーだと、肌にも使用できます。
ただし刺激が強い場合があるので、薄めに作りましょう。
ヘルスケア
風邪やインフルエンザ予防におススメなのが、ハッカ油タオル。
ぬるま湯を入れた洗面器にハッカ油を数滴たらし、良く混ぜる。
そのお湯にタオルを浸し、軽くしぼってハンガーにかけ、部屋に干すだけ。
喉の乾燥が気になる場合は薄めのハッカ油スプレーをマスクにふきかけ、夜そのマスクをして寝ます。
入浴剤
夏、汗で身体中がベタつく季節。
シャンプーやボディーソープにハッカ油を数滴混ぜて使うとお風呂上がりがすっきり。
さらに消臭効果もあるので、汗臭さを軽減させることができます。
衣類のリフレッシュに
洗濯の最後のすすぎのときに一度洗濯機をとめて、クエン酸(大さじ2杯程度)と、ハッカ油を数滴。
部屋干しのイヤな臭いを防ぎます。
また、霧吹き用のボトルに水を入れて、ハッカ油を数滴垂らして、よく混ぜてから霧吹きし、アイロンが下すると防虫・除菌効果が。
ハッカ油の注意点!特に猫を飼っている方は要注意
いいことずくめの万能の精油に思えるハッカ油ですが、使用には十分気をつけなければならない点もあります。
使用量は適量に
飲料や食品などにたくさん入れ過ぎたり、肌に直接触れるハッカ油ウォーターなどは使用量を多すぎると危険な場合も。
肌荒れや体調不良の原因になります。
猫への危険性
小動物のニオイを防ぎたい場合にも使用が可能なハッカ油ですが、猫は、ハッカ油のほか、アロマテラピーなどに使用される精油が合わないと言われています。
猫が体内にハッカ油などの精油がはいると、その肝機能から有害な物質を自力で解毒できないのです。
ちなみに犬にはそんなに問題は報告されていないようです。
くれぐれも猫には触れさせないように使用してください。
夏は汗をかくし、なにかと湿気との戦い。なるべく快適に過ごしたいですね。
ハッカ油と上手につきあってください。