目次
失敗しないために
カーテンを選ぶポイントとは?
部屋の印象をガラリと変えるカーテン。
いざ新調しようとすると、
「買ってきたものの、窓のサイズが合わなかった。」
「生地が薄くて、夜電気をつけるとけっこう外から透けて部屋が見える。」
など失敗談は数多く。
防犯効果や断熱効果など重要な役目もあるカーテン。
しっかり選びたいですよね。
でも意外と種類多くて、どう選んでいいのか分からないという方必見!
カーテンの種類と選び方、サイズの正しい選び方などのご紹介です。
まずは知っておきたいカーテンの種類と選び方
カーテンの特徴を知れば、おのずと種類は決まってきます。
カーテンの種類
【ドレープカーテン】
いわゆる一般的な厚手のカーテンです。
インテリアにあわせて柄を選んだり、思い切り派手にするなど好みがわかれるところ。
手ごろな価格もあれば、素材によってはかなり高価なものも。
【レースカーテン】
ドレープカーテンと合わせて「ダブルカーテン」と呼ばれます。
レースカーテンは昼間、彩光を部屋にとりいれながらも外からは部屋が見えにくく、窓を開ければ風もとりいれらるので、できればつけたいところ。
男性などは抵抗あるかもしれませんね。でもできればつけたいという場合はミラーカーテンをおすすめします。
【ミラーカーテン】
外から透けにくいレースカーテンのことをミラーカーテンと呼びます。
遮像(しゃぞう)カーテンとも言います。
UVカット効果があるものや、断熱効果のあるもの、夜もそこそこ外から見えにくいというものまで機能はさまざま。
ただしレースカーテンとの一番の違いは通気性がないこと。
いくら窓をあけていてもミラーカーテンを閉めてしまうと、風は部屋には入ってきません。
【遮光カーテン】
まったく光を通さないカーテンです。
真夏、外出中に遮光カーテンを閉めておくと光が遮断されるので、部屋がそんなに暑くなりません。
また、反対に外の温度も遮断するため、冬も温かくすごせます。
光の遮断段階で1級・2級・3級とあり、1級が一番遮光率が高く、99.99%~100%となっています。
【シェードカーテン】
カーテンの種類にはいるかどうかはわかりませんが、、最近はこれを選ぶ方も多いとか。
窓枠に垂れ下がったドレープカーテンとは異なり、窓がすっきりします。
ロールカーテンのように巻き上げるので、カーテンとは異なり、横でなく下だけ少し開けるといったかたちにできます。
ただし一般的なカーテンレールには取り付けが困難。
賃貸物件では諦めたほうがいいですね。
カーテンの選び方
選ぶポイントはこの3点。
- カーテンを取り付けたい窓のカーテンレールをチェック
- カーテンの効果
- 好み(どのようなインテリアにしたいか)
順に説明していきましょう。
1.カーテンを取り付けたい窓のカーテンレールをチェック
レールが1本しかない場合、選択肢はドレープカーテンか遮光カーテンになります。
ミラーカーテンでは完全に外からの視覚をシャットアウトできません。
2.カーテンの効果
遮光・断熱などの効果を求めるなら遮光カーテンしかありません。
ただし、厚手のドレープカーテンなら多少の断熱効果は期待できます。
寝室や、夜間勤務で昼に睡眠をとる方などに遮光カーテンは適しています。
紫外線カットを期待したいという方はミラーカーテンでもその効果は期待できます。(製品によりますが)
3.好み
これはもう、当然ですよね。
最後は好みです。
部屋で意外と大きな面積をしめるので、色選びは慎重に。
また、女性で一人暮らしの方は防犯の観点から、あまり女性とわかるデザインのものは避けたほうがいいというデータもあります。
カーテン・洗濯物は、外からその住人の性別や家族構成がわかる手段のひとつです。気をつけてくださいね。
どうしても部屋に可愛い柄のカーテンをかけたいという場合は、遮光カーテンにしましょう。大抵裏は光をさえぎるための素材で無地になっています。
以下に各カーテンの特徴をまとめました。
ご参考まで。
ドレープカーテン | 安価なものから選べる サイズ・種類が豊富 |
レースカーテン | 昼間外からの視覚を遮りながら通気性が良いのが特徴 |
ミラーカーテン | 彩光性もあり、紫外線もカット。夜でも比較的視覚がカットできるのがメリット |
遮光カーテン | 若干価格は高め。光だけでなく、ある程度防音効果もあるので、車の多い道路に面した窓などにはおススメ |
シェードカーテン | スタイリッシュながら取り付けに制限あり |
正しいカーテンサイズの測り方
カーテンを新調しようと思った時、こんな窓の測り方していませんか?
- 窓枠のサイズを測る
- 今のカーテンのサイズを測る
この2つの測り方、実は間違い!
理由はどちらも仕上がりサイズに誤差がでてくるから。
ではそうやって測るのでしょうか?
カーテンのサイズは窓でなく、カーテンレールが基準となります。
【幅の測り方】
カーテンレールの端でなく、ランナーの止まり(フックをかけるところ)から反対側のランナー止まりまでの長さ。
【丈の測り方】
ランナーのリングの下から窓台までを計測目安。
サイズの出し方
幅 測り方で出たサイズ×1.05~1.1=仕上がりサイズ
(カーテンの仕様によって異なります)
丈
▼掃き出し窓の場合
ランナーのリングの下から窓台までのサイズ-1㎝
レースカーテンの場合は-2㎝
▼腰かけ窓の場合
ランナーのリングの下から窓台までのサイズ+15㎝
既製品を購入する場合は上記で算出したサイズに一番近いものを選べばいいと思います。
測り出した幅が182㎝だった場合は100㎝幅のものを2枚買えばいいわけです。
幅は短すぎると、隙間があいてしまいます。
丈は長すぎると床に引きずり、カーテンのすそにホコリがたまるので少し短めにします。
既製品がなかったらオーダーメイドしよう
「既製品でちょうど良いサイズがなかった」などといった場合は、オーダーメイドしましょう。
「料金が高そう」と思われるかもしれませんが、10,000円均一的なプレオーダーなど、よくインテリアショップでみかけます。
ニトリの通販公式サイトなどでは6,000円台からあるようです。
サンプルの生地と測ったサイズを伝え、後は両開き(中央で重なるタイプ)か片開き(窓一面一枚のカーテン)かなど、仕様を決めていけばOK。
注文から出来上がりまでの期間は繁忙期間を除いては2週間程度が一般的。
オーダーカーテン作る際の注意点
あるあるの失敗ポイントです。
オーダーする際は要チェックですよ。
・サイズ違い
・部屋のイメージに合わない
・遮光カーテンにすれば良かったまたはしなければよかった
また、納期は確認しておきましょう。
遮光カーテンにするかどうかは、目的をもって。
カーテンを開けていてもカーテン部分からは光が入ってこないので、けっこう暗く感じます。
できればネットからでなく、店頭で発注したほうが実際の生地も見られるのでおススメです。
オーダーメイドができるリーズナブルなショップ
ニトリ・KEYUCA・無印良品・ユザワヤなど
まとめ
カーテンひとつで部屋の雰囲気はガラッと変わるくらい、窓際にありながらその存在は重要ですよね。
けっして安くはないので、失敗しないようあらかじめいろいろ情報収集して、購入しましょう。
【関連記事】
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