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60年超えの歴史を誇る高円寺阿波踊り
場所取りってどうしたらいいの?赤ちゃん連れは大丈夫?
徳島阿波踊りから2週間ほど遅く、毎年8月最終土日に開催される高円寺阿波踊り。
その歴史は古く、始まってから60年を超えています。
本場徳島からも数連、参加していますので本場の踊りも楽しめます。
関東でも様々なところで開催される阿波踊りですが、
高円寺阿波踊りは都内屈指の規模の大きさ。
観客は2日間で100万人とも言われています。
ただ、駅前の商店街で開催されるため、かなり道幅が狭いところも。
そんなとこで、ちゃんと観られるの?
高円寺阿波踊りに行きたい方必見。
場所取りのコツや見どことろをご紹介。
高円寺阿波踊りルートと観る場所
2018年の高円寺阿波踊りは
8月25日(土)・26日(日)の二日間。
17:00~20:00の3時間になります。
演舞場は8つ。
おススメはなんといっても南口の高南通りの「中央演舞場」「桃園演舞場」「みなみ演舞場」です。
大通りで繰り広げれる各連の演技はまさに阿波踊りならではのパフォーマンスです。
ぜひこちらを狙ってください。
ただ、その分人も多いのは覚悟してくださいね。
協賛した方には抽せんで桟敷席が確保できるのですが、その他は自由観覧です。
当然場所取りが必須になります。
地元の人は暑い昼からもう場所取りしています。
交通規制がかかり、始まる15分前くらいに車道の両側にゴザが敷かれます。そのゴザ狙いです。
ゴザはなかなか競争率が高いので、立ち見覚悟で行きましょう。
どこで見る?おススメスポット
車道側でみんな座るので、歩道の一番前を狙えばかなり見やすいです。
(歩道の後ろのほうになると、もう人の頭しか見えません)
歩道の前を確保するには16:00までには現地入りをおススメします。
16:30には高円寺駅もかなり混雑し、決められたルートしか進めなくなり、かなり時間がかかります。
「中央演舞場」は駅から近いこともあり、かなり混雑します。
おススメはメトロ新高円寺に近い「みなみ演舞場」。
新高円寺駅側から直接入れない場合は、裏道から入ってください。
みなみ演舞場の桟敷席(壇上になっているところ)の向い側が一番おススメ。
なぜならお金を払ってくださった皆様に踊り子たちは大サービス。
派手な演技で観客を盛り上げてくれます。
阿波踊りの見どころの一つと言っても過言ではありませんよ。
楽しむための極意を伝授
さて、マップを見てある程度見る場所を決めたら、当日阿波踊りを楽しむためのポイント?をお伝えします。
ポイント1 場所取りしたら動かない
ラッキーにござに座れたり、歩道の最前列をゲットしたとして、一安心して連れに場所を確保してもらい、食べ物・飲み物などを買いに行かないようにすぐに人が入ってきます。
食べ物・飲み物は事前に買って場所取りしましょう。
そして一度場所を取ったら動かないことが鉄則です。
そしてうまく場所が取れなかった場合も最初人の隙間から見ていると、だんだん前の人がいなくなります。いつの間にか最前列になっていることも珍しくありません。
ちょこちょこ動くとどんどん人混みに巻き込まれるだけです。
ポイント2 食べ物は手軽に口にできるもの
お祭りだと、いろいろ売ってるし、あれもこれも買って食べながら楽しみたいと思いがちですが、人が多いため手軽に口にできるものを。
トイレに行くにも大変なので、熱中症予防として水分を取る程度にしておいたほうがいいかもしれません。
ポイント3 トイレ情報
マップの黄色い★がトイレの位置です。
演舞場間にあるトイレは簡易トイレです。
その他、駅の内外と、緑道沿いにあります。
どこもかなり混雑します。
また、おむつを替えるような場所はありません。
赤ちゃんを連れての観覧は、かなり難しいと思ってください。
(演舞場に沿った道はベビーカーも通れないほど混み合います)
ポイント4 屋台を楽しむなら踊りを楽しんだ後で
繰り返しになりますが、一度場所をとったら動かない方が安心です。
踊りは十分見たので、あとはお祭りならではの屋台を楽しみたいという場合は、高円寺駅南口を出てお好み焼き屋を左に曲がったところに氷川神社があります。
高円寺は飲食店が多いので、基本店頭でいろいろ売っていますが、お祭りならではの屋台は氷川神社にしか出ていません。(マップのピンクの★印のところ)
大通りを高円寺駅まで歩くのは人混みで大変なので裏道(住宅街)を抜けて行きましょう。
ポイント5 帰りの混雑を回避するには
高円寺阿波踊りは20:00になるとピタッと終わります。
なんとなく最後まで楽しみたいと思われるかもしれませんが、電車で帰る方は早めの移動をおススメします。
20:00になる前には会場を離れ、駅に向かいましょう。
もし食事をするのであれば、20:00前に入店すれば比較的並ばずに入れます。
(店の場所ににもよりますが)
比較的すいているのは新高円寺方面。
JR高円寺駅周辺の店に入るには、そこまで行くのにも相当時間がかかると思ってください。
高円寺にはいろいろ飲食店があるので、ぜひ立ち寄りたいと思うかもしれませんが、阿波踊りが終わってから行動するとまずどこの店も入れなくなります。
子どもと一緒にゆっくり観たい
もうひとつ別の会場があるのをご存知でしょうか。
北口を出て、線路沿いの道を右(中野方面)に歩いて行くと、環状七号線との交差点手前に「座・高円寺」という劇場があります。
ここで、昼間二部に分かれて舞台で阿波踊りが開催されます。
出場連は決まっているので、希望の連や、その他の連を観ることはできませんが、小さなお子さん連れの方などにはこちらをおススメします。
料金は1,000円。当日販売なので、満席次第締め切られます。
詳しくはこちら「座・高円寺阿波踊り」
高円寺阿波踊りの見どころ
徳島の阿波踊りと比較すると確実の連の人数は少ないですが、近くで観覧できて迫力は十分味わえます。
最近ではお囃子さんのパフォーマンスもひとつの見どころになってきています。
踊り手と観客の距離が近いので、観客が拍手や手拍子で盛り上げると、踊り手さんも応えてくれます。
また、連によっては一区間を踊り終える最後にかなり派手にパフォーマンスをやってくれるので、そこ狙いで場所取りするのもいいかもしれません。
さらに高円寺は数々の名店がある街でもあります。
商店の店先で売り出す食べ物なども美味しく、食べ歩きするだけでも楽しめますよ。
夏の終わりに心浮きだつ都会のお祭りをぜひ堪能してください。
JR高円寺駅 駅前商店街・高南通り沿い
(土日は中央快速線が止まりませんので、総武線をご利用ください)
東京メトロ丸ノ内線 新高円寺3分
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