いいねがいっぱい スマホで紅葉を撮影するコツ

春の桜の時期、スマホで撮影したものの、イマイチ実際の見た目ほどキレイに撮れなかったという方、多いのではないでしょうか。

これは「露出」の問題。
一般的にカメラは明るさから暗さのトーンの間で、中間に自動的に調整する性質があります。そのため、白いものが暗く見えたり、黒いものが白っぽく見えたりします。紅葉を撮るのなら色が濃くなるように撮影したいので、少し暗めに映るよう露出を設定したほうがキレイに見えます。

デジタル一眼のカメラではこのあたりを設定でカバーできるのですが、スマホでは一部の機種を除いては難しいのが現状です。

アプリを利用するのも手ですが、ここではスマホのデフォルトのアプリでの紅葉の撮影方法とインスタで「いいね!」がもらえるコツをご紹介しましょう。

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何を撮りたいのかを決める

「紅葉を撮りたい」に決まってるでしょ、と突っ込まれそうですが。。。

要は構図の話です。

カメラの基本中の基本ですね。
多少ピントがあってなくても、構図が決まっていれば、それなりに写真として見栄えがするものです。

紅葉を撮る場合、何となく木の全体像を抑えようとしがちですが、それではつまらない写真になってしまいます。

紅葉の何を撮りたいのか、つまりは「紅葉+◯◯」を意識することです。
例えば下は青い澄み切った空に紅葉の赤がとても映えたので、葉を画面いっぱいに入れず、背景の空を入れました。
ここでは「紅葉+青空」。そのコントラストを撮りたかったのです。

また、雨上がりの露がのった葉だったり、水に浮かぶ葉だったり。

さらには木ばかりでなく、地面に落ちた葉も画になります。

これはいつも見上げる紅葉を下に見たとき、赤いじゅうたんのようでキレイだったので、それを撮りたいと思いました。

何となく撮影していると、何となくの写真しか撮れません。
写真を一目見て、「撮影者はこれが撮りたかったんだな。」と分かるようになれば、見た人にそれが伝わり、共感を得た結果「いいね!」の数も増えますよ。

スマホの設定と被写体との距離

スマホによってはデジカメに近い設定ができるものもあります。
その場合は「ホワイトバランス」を設定しましょう。おススメは「曇りモード」。プレビューを見ながら赤みの増すモードを設定しましょう。

元々デジタルカメラは青みがかるので、紅葉の赤をキレイに出すには赤みを増すことが必要です。撮影前の細かい設定ができないスマホ、iPhoneなどのの場合はフィルターで「クローム」と「トランスファー」を適用させれば赤みに彩度が増します。

スマホと撮りたい紅葉の距離は離れてズーム機能を使えば背景がなんとなくボケて奥行のある写真となります。最近はデジカメでも意図的に背景をボカす機能がついていますね。
実はこの背景をボカすかどうかで写真の見え方は全然違ってきます。

また、インスタにあげるのであれば正方形の画角を意識しましょう。
後からトリミングするにしても、正方形を意識するかどうかで見せ方は全然変わってきます。

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光を意識する

色味や明るさなどは後から補正が効きますが、被写体(紅葉)にあたる光の量・角度などは調整は難しくなります。

撮影するときは、光がどこからあたっているのかどうかを確認し、スマホの角度を決めていくとコントラストが効いた写真になります。

逆光なら逆光の良さがあります。
特に葉を近距離で撮る場合は、逆光により葉が透けた感じになり、紅葉の赤はあまり出ませんが、味わい深い写真になります。

スマホの明るさを調整しながら紅葉が一番キレイに写るポイントを探しましょう。

いいね!がもらえるポイント

ズバリ!「Instagramだけでは出せない写真」を撮ることです。

「ああ、Instagramのあのモードで撮影したのね」と言われてしまえばそれまでです。インスタは画像がすべてなので、人との差別化を目指しましょう。特に紅葉は同じ時期、誰もがアップするネタです。タイムラインにズラリとならんだ紅葉写真の中でキラリと光る一枚を目指して、今年の紅葉を楽しんでくださいね。

後は正方形の画角、お忘れなく!

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