スマホでも紅葉ライトアップを撮りたい!
紅葉のライトアップ、幻想的で素敵ですよね。
太陽光の下で見る鮮やかな赤とはまた違った趣を感じます。
紅葉ライトアップのデート計画などはもう立てましたか?
以前も紹介しましたが、場所によっては早めの予約が必要になってきますので、要チェックですよ。
行ったら絶対撮りたくなりますよね、インスタ映えする写真。
スマホでなかなか難しいし、かといって撮影モード丸出しで一眼を肩から提げてデートというのも、彼女も引きますよね、きっと。
さりげな~く、スマホで撮影する方法のご紹介です。
目次
まずはスマホで夜の紅葉撮影の限界を知る
カメラをいじったことのある方はもうスマホでの撮影のどこか難しいかおわかりですよね。
知らない方のためにちょっと触れておきますね。
暗いところの撮影の最大の難点は「手ぶれ」です。
そのため、一眼カメラでは絞りやシャッタースピードの設定・三脚などでカメラを固定するなどして手ぶれを防ぎます。最近では手ぶれ防止機能のレンズ(カメラに装備の場合もあります)がありますが、万全ではありません。
そのため、暗いライトアップや夜景の撮影は、手ぶれの原因となりえるものを徹底して排除していきます。
結局のところ、スマホはそれが難しいんですよね。
それでも、せっかくの彼女とのデート。一つの思い出にキレイな紅葉写したいですよね。
スマホでの撮影ポイントをまとめてました。
- フラッシュ・ライトOFF
- HDRを使う
- ISO感度をあげる
- 脇をしめる
- シャッターは押さない
中には「え?」と思うものがあるかもしれません。
一つずつ見て行きましょう。
フラッシュやライトはつけない
周りが暗いからと言って、フラッシュをたいたり、ライトを点灯させるのはNGです。
これらは暗いところの被写体を写すためのものであり、すでに明るく照らされている紅葉にさらに強い光をあてることはありません。
フラッシュをたくと、光が当たっているところだけ白っぽく写ってしまい、せっかくのライトアップの赤みのある世界観が無くなってしまいます。
HDR(ハイダイナミックレンジ合成)を使う
これは機種によってついていない場合がありますが、色合いや明るさの違う画像を合わせて、自然に近くなるよう自動的に調整してくれる機能です。
複数撮影し、自動補正してくれます。
iPhoneならカメラを起動、画面左上に「HDR」の表示をタップすればOKです。
ISO感度をあげる
ISO感度とはデジタルカメラでは、画像センサーの光の感度のこと。つまり値が大きければそれだけ光をとらえる能力が高いということです。
ただ、これは一部のAndroid端末にしか備わっていなですね。設定は数値の多いほうに設定します。
800以上がいいかもしれません。
ただ、ISO感度を高くすると、それだけ画像にノイズが入りやすくなるため、ほどほに設定するのがよさそうです。
脇をしめる
よくある腕を伸ばして、被写体に向けるポーズ。
あれでは手ぶれするに決まっています。
夜の紅葉を写すにはできれば身体を何かにがっちりと固定させ、息を止めて撮影しましょう。
シャッターは押さずに離す
カメラでも同じなのですが、シャッターを押すとき本体も一緒に動いて手ぶれはおきます。
カメラの場合、三脚を使い、さらにリモートシャッターで、カメラ本体に手を触れずにシャッターを切ります。
スマホも同様で、リモートシャッターは市販されています。
ただ、スマホの場合は本体を固定することが難しいので、リモートシャッターを使っても結局手ぶれを起こしてしまいます。
細かい設定ができないモノに関してはアプリなども多数でています。
こちらをインストールするのも手ですね。
是非一度試してください。
今年は紅葉デート、楽しんでくださいね。
おまけ
もしデジカメを持って行くなら、モード・ホワイトバランス・ISOの設定に気を使ってください。
モードが設定できるものであれば「絞り優先モード」に。ISO感度は1600以上でもよさそうです。ホワイトバランスは都度調整して一番キレイな色味がでるものを設定してください。