今年の月見団子は手作りしよう インスタ映えもばっちり簡単レシピ

月見団子

月見にお供えするもの・やることまとめ
意外と知らない十五夜と十三夜の違いなど

2018年の十五夜は9月24日。さらに十三夜は10月21日です。

そもそも十五夜ってなに?

新月を1日目とし、そこから数えて15日目が十五夜。13日目が十三夜となります。

もちろん、新月は毎月あるので、十五夜も十三夜も毎月あります。

ですが、この時期の十五夜と十三夜は特に美しいとされ、十五夜を「中秋の名月」と呼ぶようになり、その後にくる十三夜(2018年でいう10月21日)を「後の月」と呼ぶようになりました。

近年では話題にもなるので、知っている方も多いかと思いますが、十五夜の月を見たら十三夜も見ないと
「片見月」となり、縁起が悪いとされています。

両方見る自信のない方は、どちらも見ないことですねw
とはいえ、近年ブルームーンやスーパームーンなど何かと月見ブーム?がきています。

平安時代から楽しまれている月見。
今年は団子など作って家族で月見を楽しんでみませんか?

簡単レシピと食べ方のご紹介。
さらには団子以外のお供えもの情報も。

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月見だんごの簡単レシピと食べ方

月見団子は関東と関西でもかなり違うようです。
関東では白玉のような見た目なんの変哲もない団子ですが、関西ではあんこが乗っていたり、見た目で白玉というだけではないようです。

その地域性はあるかもしれませんが、どれが正解というものはありません。
決まっているのはお供えの数のみです。

十五夜は15個、十三夜は13個と決まっています。

ここでは基本的な白玉の団子の作り方をご紹介します。
食べ方は後ほど。

基本的な月見団子

月見団子の作り方

出展:オレンジページ

ほんのり甘いお団子。
みたらしのタレなどに絡めると一層美味しくなります。

【材料】
材料 (13~15個分)
上新粉 150g
グラニュー糖 大さじ1
ぬるま湯 130ml

【作り方】
1. 耐熱のボールに上新粉とグラニュー糖を入れてゴムべらで混ぜ、熱湯を加えて混ぜる。
2. 粗熱が取れたら手で1~2分こねてまとめ、13~15等分にして丸める。
3. 大鍋に湯を沸かし、沸騰したら【2】を入れる。途中、鍋の底につかないように上下を混ぜ、15分ほどゆでて氷水にとる。
4. だんごの水けをきって網やざるに上げ、うちわであおいで照りを出す。
レシピ:オレンジページ参照

固くなりにくい月見団子

月見団子の作り方

レシピブログ ゆずママさん

豆腐を使ったヘルシーな月見団子。砂糖などは入れないのでお好みのトッピングで召し上がってください。

【材料】
白玉粉 100g
絹豆腐 100g

【作り方】
1. 白玉粉に豆腐を少しずつ加えながら、耳たぶくらいの固さになるまでしっかり捏ねる。
2. 適当な大きさに丸めていき、沸騰したお湯に入れる。
3. 沈んでいた白玉が浮いてきたら更に2分程茹でる。
4. 冷水に取り、熱が取れたらキッチンペーパーで水分を拭き取ってお皿に積んだら完成。
レシピ:レシピブログ ゆずママさん参照

お供えしたらあとは美味しくいただきたいですね。
美味しく食べるためのトッピングのご紹介です。

定番のみたらしのタレ

団子と言えばこれ!
上新粉250g分の分量なので、上記の団子にしてはちょっと多めになります。

【材料】
水 100ml
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ4
片栗粉 大さじ1

【作り方】
鍋に材料全部を合わせ、中火にかけてかき混ぜ、とろみがついて透明になるまで火を通す。

レシピ:kikkoman参照

みたらしのタレをかけ、その上にきな粉をかけるのも◎
みたらしが苦手な方は市販のあんこをからめても美味しくいただけますよ。

ちなみに月見団子は一節によると枕団子と差別化するためにまん丸にぜずに少しつぶすのが良しとするとか。
諸説あるので、あくまでこだわる必要はないと思います。

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月見団子の飾り方とその他供え物

十五夜には、十五にちなんで15個お供えします。15を簡略して5個にする場合もあります。
十三夜には、13個または3個です。

【15個の場合】
一段目に9個(3×3)、二段目に4個(2×2)、三段目に2個を盛ります。三段目の2個は、神事では正面からみて縦に2個並べます。横に2個並べると仏事になります。
【13個の場合】
一段目に9個(3×3)、二段目に4個(2×2)並べます。
【12個の場合】
一段目に9個(3×3)、二段目に3個並べます。
【5個の場合】
一段目に4個(2×2)、二段目に1個です。

本来は「三方(さんぽう)」に白い紙を敷いてお供えします。
三方は折敷に台がついたお供え用の器で、神事では白木でできた三方を用います。
仏事では塗りのものが用いられ、「三宝」と表す場合が多いです。
Allaboutより

飾る場所とお供えするもの

月から見えるところ、または床の間にお供えします。
日本古来の考え方は左上位のため、ほかのものと一緒に並べるときは、
月からみて左側に自然界のもの(ススキや野菜)、右側に人工のもの(月見だんご)を供えるのが基本とされています。

インスタ映え変わり種月見だんご

どうせなら白玉の団子でなく、ちょっとインスタ映え狙いで見栄え重視のお団子をつくってみませんか。
先に述べたとおり、月見団子は地方によってその姿が異なります。

あまりルールはないので、ぜひトライしてみてください。

インスタ映え間違いなしのウサギ団子

月見団子

出展:ぱおの簡単おうちごはん

【材料】
上新粉 205g
ぬるま湯 200cc

【作り方】
1. 上新粉とぬるま湯をあわせて耳たぶくらいの軟らかさになるまでこねる。
2. 5個に分けて20分蒸す。
3. 流水に30秒さらして、すり鉢に入れ、綿棒でついた後手でこねる。
4. 15個にわけて丸め、楊枝で穴をあけて南天の葉をウサギの耳に見えるように刺す。
 食紅を溶かして、楊枝につけ、ウサギの目を描く。
レシピ:ぱおの簡単おうちごはん参照

驚くほど簡単で可愛い団子が出来上がります。

カラフル団子

月見団子の作り方

出展:Cookpad チョコパウダーさん

【材料】(各色:約10個 全30個)
(緑)抹茶パウダー 5g
白玉粉 50g
(紫)紫芋パウダー 5g
白玉粉 50g
(黄)かぼちゃフレーク 7g
白玉粉 50g

【作り方】
1. ボウルに白玉粉と抹茶パウダーを入れ、水を少しずつ加えながらダマが無くなるようにこねる。
※やわらかさは耳たぶ位。
2. 他の色も同じ様にこねる。
※他の色をこねている時は乾いてしまうのでラップをしておく。
3. 小さく丸めて沸騰したお湯で茹でる。
4. 団子が浮き上がってきたら、氷水や流水で冷やす。
5. きな粉、あんこ、ゴマ、みたらし、くるみ、黒蜜などをかけて出来上がり。
レシピ:Cookpad チョコパウダーさん参照

まんまるさつまいもお月様

月見団子の作り方

出展:ヤマサ醤油レシピサイト

【材料】
さつまいも 1個
バター    大さじ1
砂糖    大さじ3
塩    ひとつまみ
牛乳    大さじ2
薄力粉    大さじ4
しょうゆ   小さじ1

【作り方】
1. さつまいもを適当な大きさの輪切りにし、皮を剥いて耐熱皿に並べて少量の水をかけ、ふんわりとラップをかけ500Wで3分30秒加熱する。
2. 1を熱いうちにフォークの背などで潰し、バターと砂糖、塩を入れてよく混ぜる。さらに薄力粉(大さじ2)を入れ混ぜ、牛乳を加えて練るように混ぜる。
3. 残りの薄力粉(大さじ2)を加えて完全に混ざったら10等分にして丸め(手にくっつくようなら打ち粉をして)少し平らに形を整え、油を熱したフライパンで焼く。
4. ほんのり焼き色がついたら裏返し、最後にしょうゆを鍋肌から流し入れて焦がしながら全体に絡める。
レシピ:ヤマサ醤油レシピサイト参照

最近では住宅事情で家から月が見えるということもないかもしれませんが、ちょっとベランダに出て月を拝み、家族で月見団子を楽しむというのもいいのではないでしょうか。

日本の昔ながらの風習を楽しんでみませんか。

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