花火大会など浴衣の時の突然の雨対策に

浴衣で雨に降られた時の対処法

近年、ゲリラ豪雨があまりに頻繁に発生しますね。
先日も隅田川の花火大会で、急な雨に見舞われ、浴衣姿の女性がびしょぬれになっている映像をニュースでみました。

天気予報で「急な雨にご注意ください」と言われたところで、せっかく決めた浴衣に傘を持ち歩きたくないですよね。小粋な日傘ならともかくとして。。。

傘をもたない浴衣女子のための急な雨対策をご紹介。
別に雨に濡れてもかまわないわ、という方もぜひ一読ください。

低体温症対策も合わせてご紹介します。

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これは便利、超撥水ふろしき

超撥水ふろしきってご存知でしょうか。
その名の通り、水分を徹底してはじくふろしきです。

どのくらいはじくかと言うと、写真の通りです。

特殊な加工がされているので、どんどん水滴をはじきかえします。
浴衣のとき、バッグに入れておけば荷物にならないし、いざというときは頭からかぶれば頭や襟、肩などかぶっている部分は濡れなくてすみます。

特に花火大会などの人ごみでは傘をさしにくいし、さすとその傘から落ちる雨が周りの人にかかって迷惑になることもありますよね。風呂敷なら下に水滴が滴り落ちるだけなので、人にかかることはありません。

お子さんがいらっしゃる場合はお子さんにだけかぶせてあげると、かなり違うと思います。

また、自分は濡れてもいいけど、どうしても濡らしたくないモノをもっている場合は、これにくるんでしまえば、安心です。

本当に便利なんですよ。

これだけ撥水が強力だと、雨がやんだあともふろしきをぱっと振ってたためば、すぐバッグにしまえます。
(折りたたみ傘はそうはいかないですよね。濡れたらそのままバッグにはいれたくないですから。)

雨に濡れた時の低体温症対策

浴衣は基本、綿なので濡れても浴衣そのものには問題はありません。
(絹の帯などには多少ダメージがあります。)

ゲリラ豪雨にあった場合、濡れた後の低体温症が一番怖いことをご存知でしょうか。

低体温症とは、体温が35℃以下になり、神経や筋肉、心臓などが正常に動かなくなること。
特に花火大会ではアルコールを摂取していることが多く、近年は花火大会でゲリラ豪雨にあい、低体温症で救急搬送される人も多いそうです。

浴衣は一旦濡れると布面積も多いため、乾きにくく、ずっと濡れた布にくるまっている状態となってしまいます。そのため、どんどん体温をうばっていくことがあるのです。濡れたまま、電車にのって冷房にあたれば一気に体温は奪われてしまいますよ。

雨に濡れないことが一番なのですが、ゲリラ豪雨にあってしまうことはありますよね。

低体温症予防策とは?
当然身体を冷やさないことです。

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最近、若い女性は普段から夏は薄着に慣れているので、浴衣は暑く感じます。
そのため、浴衣一枚で着る方も多いと聞きますが、必ず下着を着ましょう。

汗を直接浴衣に染みさせないためでもありますが、雨に濡れても防寒の役目をしてくれます。

実体験ですが、私も昔浴衣で花火を観に行き、突然の雨に見舞われました。
洋服の友人は下着まで濡れたと、途中Tシャツなどを買って着替え、大変だと騒いでいましたが、なんと浴衣の私は平然としていました。

浴衣の下に肌襦袢と腰巻をつけていたので、浴衣は濡れましたが、中まではさほど浸透してこなかったので、寒さも不快さもありませんでした。

浴衣の汗ジミ防止にもなりますので、浴衣用スリップでもいいので着用するようにしましょう。

下駄は濡れるとかなりつらいですが、帰宅したらよく拭きとり、翌日にでも十分風通しのよいところに干して乾燥させましょう。
乾燥をいい加減にしてしまうとカビの原因になりますので、要注意です。

浴衣で出かける場合、人ごみであることも多いと思いますので、ぜひ迷惑にならないように雨対策はよく考えたいですね。今年、まだまだ花火大会は続きます。

急な天候で泣くことにならによう、残りの夏を満喫してください!

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