加湿器はシーズンオフになったら片づけ前に
徹底的にお手入れを!
加湿器は大体4月下旬頃に片づけます。
でも水気を切ってそのまま収納するのはNG!
来年も快適に使うためにシーズンオフに入る前に徹底的にお手入れしてください。
掃除の仕方やカビの除去法、さらに収納法のご紹介です。
タイプ別の加湿器の掃除法
加湿器のタイプによって、水を空気中に放出する方法が違います。
そのため、汚れやすい箇所もタイプによって異なります。
タイプ別の掃除法のご紹介。
超音波式
加湿器の中で最も汚れやすいのがこのタイプ。
お洒落なものも多く、リーズナブルなことから人気ですが、水を超音波で細かい粒子に変えて放出されるので本体が汚れているとその汚れごと空気中にまくことに。
タンクの水はしっかり切って完全に乾燥させます。
内部をスポンジや古い歯ブラシでこすり汚れを落とします。
さらにフィルターやトレーなど外せるパーツはすべて外してキチンと洗いましょう。
気化式
気化式は水をフィルターに吸わせてファンの風を送るので、フィルターが汚れやすいです。
外側のフィルターは外して掃除機で汚れを吸い取り、においが気になるときはクエン酸水でゆすいだり浸け置きをしたりして洗うと汚れが簡単に落ちます。
トレーはスポンジや歯ブラシなどで汚れを落としてください。
交換フィルターは定期的に交換が必要です。
スチーム式(加熱式加湿器)
タンクの水は切って、完全に乾燥させます。
柔らかい布で全体を拭き、汚れがひどい場合は歯ブラシなどでこすって落としてください。
クエン酸水をタンクに注ぎ入れ、1時間程度運転させると、内部までキレイになります。
ハイブリッド式
吸気口カバーも週に1度外してフィルターを水洗いし、完全に乾かしてからセット、タンクは完全に乾燥させます。
フィルターは外して水ですすぎながら洗い、クエン酸水で洗うと効果的に汚れが落ちます。
トレーの水を捨てて内部をスポンジなどで洗います。
汚れがひどいときは、クエン酸水にしばらくフィルターを浸け置きしてください。
基本的にはタンクの水を捨て、クエン酸水を入れて2~3時間電源を入れます。
その後、溜まっていた水をすて、数回すすぎ洗いと入れます。
1. 大きな容器に濃度1%程度のクエン酸水を準備して、その中にフィルターを2~3時間浸けておく。
2. 容器の水を捨ててあらたにお湯を張り、その中で優しく押し洗い。これを数回繰り返す。
白いカスのような汚れがこびりついていることがあります。これは水に含まれるミネラル分が固まったもの。
これもクエン酸水で落ちます。
上記は基本的な加湿器のお手入れ法なので、各機種の取扱い説明書に従ってください。
カビが生えていた時の対処法
水を使用するかぎりカビが発生しやすくなるのは当然のこと。
カビを除去するにはキッチン用などの塩素系漂白剤を薄めた水で水拭きします。
市販のカビ取り剤を使用する方法もあります。(機種によっては使用歴ない場合もあります。)
カビの場合もクエン酸が使えます。
カビ掃除に適した洗剤もあるので、取扱い説明書を確認の上、使用してください。
カビを発生させないことが一番。
加湿器は普段のお手入れが重要です。
来年も使うための収納のコツ
収納は完全にキレイにしてから、ホコリなどが入り込まないように収納方法も注意が必要です。
【箱がある場合】
基本的には購入時のまま緩衝材も含めて箱にしまうのが一番安全です。
きちんと緩衝材も収まって箱に入れられれば、積み重ねも可能になるので、クローゼット内で省スペースになります。
【箱がない場合】
カバーや布をかぶせて、ホコリを防ぎます。
加湿器の内部にホコリがたまると、次シーズン使用する際に吐き出すスチームは菌だらけということになります。
クローゼット内だからと安心せずに徹底してホコリを防いでください。
また、クローゼット内は除湿剤などで湿気がたまらないようにしてくださいね。
間違っても部屋に出しっぱなしにしないように!
まとめ
加湿器の掃除に使えるクエン酸。
最近はドラッグストアでも安価に購入できます。それをさらに水で薄めて使ってください。
使える洗剤は取扱い説明書に記載しているので、よく確認してください。
来シーズン快適に加湿器を使うためにも面倒がらずにしっかりお手入れしてくださいね。
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