今年も暑い夏、熱い祭りに出向く
すっかり日本全国各所で踊られるようになった阿波踊り。
発祥の地、徳島でも各地域で踊られるようです。
でもなんといっても徳島市内の阿波踊りが日本一。観光客は4日間で130万人を超えるとか。
徳島の阿波踊りは江戸時代から400年以上続く、秋田の「西馬音内の盆踊り」・岐阜の「郡上踊り」に並ぶ日本三大盆踊りです。
関東でも小さい商店街などでよく開催されていますね。
それを見て、「徳島まで行くほど面白い?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「レベル」と「迫力」が違うのです。
阿波踊りは先日ご紹介した郡上踊りのように定型の踊りにあわせて個人が踊って楽しむものではありません。(一部で自由に参加できる連もありますが)
踊り子は何カ月もかけて踊りを練習し、完璧に周りと合わせられるようにします。
女踊り(編笠かぶって着物で踊るスタイル)は足さばき、手の振り・その角度まで数十人の踊り子が完璧に揃って踊ります。
男踊り(半纏に白足袋スタイル)はいろいろフォーメーションを変えながら、躍動感たっぷりな踊りをみせます。
ひとつのグループを「連」と呼びますが、連ごとのパフォーマンスがさらに観客を楽しませてくれるのです。
三味線や鳴りもの、太鼓や笛のお囃子のリズムは軽快で、観てるほうもだんだんワクワクしてテンションが上がってきます。
一度、本場の阿波踊り、観に行ってみませんか?
どこで観る?踊り会場(演舞場)は数か所に
演武場と呼ばれる、いわば踊り解消は数か所。無料の演武場と有料があります。
有料は事前にチケットセンターなどで前売りチケットを購入する必要があります。まだこの時期発売されていませんが、7月1日ころだと思います。
販売はチケットぴあやイープラス、楽天チケットなど一般的なチケットセンターで購入可能です。
ちなみにチケット販売開始は7月でも、宿や航空チケットは今から取っておいたほうがいいですね。
当日券もあるそうですが、前売りより200円ほど高く、数には限りがあります。
阿波踊りの日程は
2017年8月12日~15日
有料チケット(桟敷席チケット)の昨年までの目安です。
S席 | 2,000円 |
A席 | 1,800円 |
B席 | 1,600円 |
自由席 | 900円 |
有料演武場は4つ
・市役所前演舞場
徳島市役所前。全長110m、駅から徒歩10分。
・藍場浜演舞場
新町川沿いの藍場浜公園内。全長122m、駅から徒歩5分。
・紺屋町演舞場
商店街と歓楽街に隣接。全長100m、駅から徒歩15分。
・南内町演舞場
午後10時からの有名連による合同フィナーレが見もの。
全長122m、駅から徒歩12分。
各旅行代理店などで観賞ツアーなども企画されていますが、上記いずれかの演武場になると思います。
問い合わせてみてください。
ちなみに桟敷席は第1部が午後6時から8時、第2部が午後8時30分から10時30分の前半・後半入替制2部に分かれるそうです。
阿波踊りってどんなのかよくわからないし
そんな方は、まず関東の方なら高円寺阿波踊りに行ってみてはどうでしょうか。
関東では一番の大規模な阿波踊りです。
その歴史は60年を超えます。毎年8月最終土日で開催されます。
今年、高円寺の阿波踊りを楽しみ、徳島本場の阿波踊りは来年のお楽しみにとっておくのも手ですね。
どちらにしても、阿波踊りは規模が大きいほど盛り上がります。
【徳島阿波踊り問い合わせ】
徳島市観光課
〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館3階)
電話番号:088-621-5232
【阿波踊り情報】
阿波踊り三昧
【チケット情報】
阿波踊りチケットセンター