関西風も関東風も 美味しいおでんの作りかた

だしをコントールすれば普段のおでんが料亭風に?

おでんの恋しい季節。
美味しいおでんがあれば、お酒もすすみます♪

普段、おでんはコンビニ派?それとも市販のインスタント派?

市販のものでも美味しいですよね。

でもたまにはおでんつゆからこだわって、本格的なおでんに挑戦してみませんか?
お酒がさらに美味しくなるかも。

自分で作れば関東風・関西風と思い通り。
その日の気分で作り分けることもできちゃいます!

面倒と思いますか?

だしは時間あるときにつくって冷凍しておけば3週間くらいもちますし、
あとは素材の下ごしらえさえうまく時短できれば驚くほど短時間に美味しいおでんができちゃいます。

スポンサーリンク

決めてはだし!こだわりのだしからお手軽だしまで

これほど違うのかというほど日本にはその土地その土地の味があります。
市販のものを使うとなかなかその好みに合わないことも。。。

だしのとりかたはちょっとしたこつで美味しくなります。
ぜひ美味しいおでんのために、だしの取り方マスターしてください。

関東風だし

【材料】
水     11カップ
昆布    20cm角1枚
削りがつお 50g
濃口醤油    1/2カップ弱
みりん     2/3カップ

昆布は湿ったキッチンペーパーなどでふき、3〜4カ所切れ目を入れる。

【作り方】

1. 鍋に水と昆布を入れて火にかける。

2. 沸騰直前に昆布を取り出し、削りがつおを加え火を止める。

3. 削りがつおが沈んだら、ふきんで漉す。

4. だし汁に醤油とみりんを加える。

以上です。濃口醤油で甘辛く煮るのが関東風おでんの特長です。

関西風だし

【材料】
薄口醤油  1/3カップ
酒     大さじ1
砂糖    1/4カップ
塩     小さじ2

【作り方】

上記1~3のベースのだし汁は同じ。

4. だし汁に薄口醤油、酒、砂糖、塩を加える。

鍋はなるべく土鍋を使いたいですね。
保温性があるので、おでんを少しずついただいていってもなかなか冷めません。

見た目にもほっこりしますしね♪

> 土鍋の選び方や手入れ法 焦げや臭いの取り方

コクがうまみ 鶏ガラだし

かつおベースよりちょっとコクがでるので、たまにはこんなだしもいいかもしれません。

【材料】
水     14カップ
鶏ガラ   1羽分
昆布    20cm角1枚

1. 鍋に水と、サッと水洗いした鶏ガラを入れて火にかける

2. 強火でひと煮立ちさせ、アクを除く。

3. 弱火にして、アクをすくいながら約1時間煮る。

4. サッと水洗いした昆布を加え、10分間くらいしたら火を止め、 ふきんで漉す。

ここに、上記のお好みの関東風・関西風の調味料を加えたらできあがり。

スポンサーリンク

プロわざ おでんの作り方

【ポイント】

●具材はいろいろ用意
●鍋に具材を入れるときは煮えにくいもの順に入れる。
●弱火で煮る。
●練りものは12~20分程度。

【下ごしらえ】

■大根
3センチ幅くらいに輪切りにし、皮を厚めにむく。
面取りをして、片面十字の切りこみをいれておく。
できればあらかじめレンジにかけておくと煮えやすい。

■こんにゃく
両面に格子状の切り込みを入れ、4等分の三角形に切り、レンジに軽くかける。

■卵
ゆでたまごにして、殻をむいておく。

おでんの作り方

1.用意する具材にもよりますが、
 下から大根・こんにゃく・ねりもの・たまご・ちくわ・はんぺんの順に入れてください。

2.中火にかけて、沸騰したら落としぶたをして弱火で30分煮込む。

3. 30分たったら火を止め、2~3時間寝かす。

4.いただく前にまたあたためる。

寝かすことがポイントです。
その間、じっくりだし汁がしみこんでいきますので。

だしを作り過ぎたら?

だし汁は冷蔵庫なら2日程度。
保存容器にいれて凍らせても3カ月が限度です。

なるべく使う分だけのだしを作るようにしましょう。

製氷皿に入れて凍らせ、少量ずつ取り出すと味噌汁などに便利です。
醤油やみりんを入れてしまっていたら、うどんの汁に使えます。

ベースのだしさえ作っておけば、料理の幅もぐっと増えますよ。

おいしいお酒をいただくために、美味しいおでん、挑戦してみませんか?

> 土鍋の選び方や手入れ法 焦げや臭いの取り方

土鍋活用術 鍋だけなんてもったいない!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする