その大きさに圧倒の迫力の祭り
場所は台東区、鳥越神社。蔵前にある、下町の神社です。
三社祭に劣らないその迫力。その人気の源はやはり神輿にあります。
また神輿?と言わないでください。
鳥越神社の宮神輿は、他ではまず見ることのできない神輿です。
なんといっても大きい!
「千貫神輿」とも呼ばれるその神輿の大きさは関東一とも言われ、重さにして4トンもあるそうです。
また、その迫力は5月の浅草三社祭より激しいかもしれません。
東京一荒っぽい祭とも言えます。
あちらこちらで喧嘩が勃発。御神輿の掛け声とは別のところで怒声が飛び交っているのも度々耳にします。
(警備に当たる警官の数は、東京の祭では一番多いとも聞いたことがあります。)
何はともあれ、まずは鳥越神社についてから。
鳥越神社
一見、本堂もそんなに大きくないので、「これが鳥越神社?」と思ってしまうほど、こじんまりとしたたたずまいです。しかしその歴史は古く、創建は651年とされており、つまりは1,360年以上の歴史があります。
主祭神が日本武尊とも言われている神社。
江戸時代の徳川家康を祀っていた松平神社が焼失したことから、この鳥越神社に合祀されたとも言われています。
由緒ある神社なんですね。
鳥越祀攻略法
鳥越神社に着いたら、御神輿のルートマップを買いましょう。
そしてらあとは御渡り場所を時刻前に到着するよう待ち構えているだけ。
御神輿の列の前には、猿田彦という天狗さまや五色の旗、あるいは馬が先導します。
御神輿を待っている場所選びのポイント
これ、重要ですよ。
ズバリ
「逃げ場が確保できる場所」です。
氏子さんの家の前をルートにしているため、大通りだけを練り歩くわけではありません。
その大きな神輿を囲む人もふくめて、担ぎ手がなかなか荒っぽいため、神輿は右に左におおきく振れます。それに押され、道で見ている人たちが次々と突き飛ばされていきます。
電信柱の影、歩道の段差の上など、まずは神輿が自分のほうに振れてきたらさっと逃げられるルートを確保しておきましょう。
冗談でなく、スマホでの撮影に夢中になっていると、アッという間に倒されます。
自己責任で!
神輿の見どころ
やはり、宮出しと宮入りです。
日曜、朝6:30 宮出し
夜9:00 宮入り
特に鳥越祭の宮入は神輿の提灯に灯りがともり、その幻想的な様に誰も魅了されると言います。
「鳥越の夜祭り」とも呼ばれるこの宮入り。一見の価値ありです。
ただ、人は多いので、場所取りは早めに!
下手な場所取りしていると、警官に怒られるので、マナーを守ってください。
・都営地下鉄浅草線 蔵前駅 徒歩6分
・都営地下鉄大江戸線 新御徒町駅 徒歩8分
・JR総武線 浅草橋駅 徒歩8分
東京都台東区鳥越2丁目