男性の結婚式に呼ばれたときの服装マナー
知らぬ間にNGコーデしていない？
男性のみなさま。
結婚式に呼ばれたら。とりあえずスーツでいけばいいと思っていませんか？
そのコーデ、結婚式ではNGの場合も。
恥をかかないための結婚式の服装マナーとは？
さらにワンランク上を目指すコーデもご紹介。
目次
定番！男性の結婚式の服装スタイル
まずは一つずつ確認していきましょう。
すでに一式持っている方は、自分の組み合わせと照らし合わせてみてください。
スーツ
身内（兄弟など）なら準礼装のタキシードやディレクターズスーツと呼ばれる格の高いスーツを着る場合もありますが、
近年は新郎新婦の父親以外は黒またはグレーのスーツが定番です。
最近では明るめのグレーなども人気のようです。
ブラックスーツは略礼装に位置付けされるので、特にフォーマルの場にふさわしいとされていますが、最近特に若い男性は着ないそうです。
普通のスーツが多い一方、タキシードをあえて着る人も30％ほどいるそうで、ここは好みが分かれるところ。
派手すぎないものであればスーツでもOKですし、タキシードやブラックスーツでももちろん問題ありません。
スーツの場合、シルエットは、20代～30代前半はシングル、30代後半以降はダブルの方が品がでます。
パンツの裾はシングル（折り返しのない裾）が理想です。
ベスト
ベストを着るとフォーマル感が増します。
ただし、ブラックスーツにブラックベストを合わせると暗いイメージに。
ベストはなるべく明るい色で印象も明るくしたいですね。
シャツ
ブラックスーツなら白がマストです。
基本的にはレギュラーカラーまたはセミワイドです。
ブラックスーツ以外のスーツならサックスブルーなどもOK!
ボタンダウンのシャツはカジュアルシャツになるので避けた方がいいですね。
また、柄シャツもNGです。
ネクタイ
白が定番ですが、最近はシルバーグレーなども人気です。
若い方なら高級感のある素材で、明るい色+ストライブなんかもいいですね。
ポケットチーフ
白かシルバーグレーを選ぶのが基本で3つの山ができるように折るのがフォーマルスタイルとされています。
靴
黒の革靴でシンプルなもの。エナメルも可です。
ストレートチップと呼ばれる、つま先の革の切り替えが一文字飾りになっているものや、切り替えの接ぎ目もステッチなど飾りが無いプレーントゥがフォーマルにはふさわしいです。
小物
その他、タイピン・カフスボタンは上質でおしゃれなものを。
ポケットチーフは光沢のある白が定番です。（スリーピークス（3つの山）折りがフォーマルスタイルです。
バッグは男性は持たないのが基本ですが、持つ場合はビジネスバッグのようなもの、柄物は避けてください。
クラッチバッグのようなものがフォーマル感がアップします。
いつの間にやっていない？NGコーデ
自分では気づきにくいNGコーデ。
知ったかぶりせずに今一度確認を！
色スーツ
当然のことながら、白またはシルバーグレーのスーツ・ジャケットはNGです。
女性も同じですが、新郎新婦の衣装の色と被るのは絶対NG!
危ないと思ったらダーク系のスーツにしましょう。
普段使いのビジネススーツもNGです。
ネクタイ
ストライプなどの普段会社にしめていくネクタイをしめていませんか？
ビジネススタイルはカジュアルに属します。
ネクタイは必ずフォーマル用のものをつけましょう。
白やシルバーグレーなどが基本ですが、明るいパステルカラーも問題ありません。
派手になり過ぎないことが鉄則です。
黒シャツ
派手な柄や色のシャツもNGですが、黒シャツもNGです。
ボタンダウンもカジュアル色が強いので避けた方がよさそうです。
アニマル柄
殺生に紐づくため、アニマル柄はおめでたい席ではタブーとされています。
クロコダイルの靴・ベルト・バッグもNGです。
また、ヘビやスエード素材も避けましょう。
白靴下
「え？だめなの？」とギクッとした方もいるのでは？
フォーマルの場では靴下は足首が隠れる長さの「黒」が基本。
ばっちりスーツの裾から柄や白靴下がちらりなんて、ザンネンでしかありません。
メダリオンデザインの靴
出展：結婚Style
黒の皮靴でも、メダリオンのデザインはカジュアルに属します。
普段履くビジネスシューズでなく、大人として一足はフォーマル向けの靴は準備しておきたいですね。
他のゲストと差をつけたいワンランク上のコーデとは？
出展：Wedding News
最近はタキシードなどをあえて着る人もいれば、ちょっとカジュアルすぎない程度に定番スタイルからはずす人も多いようです。
でもマナー違反は絶対NGです。節度ある程度にとどめてください。
スーツ
最近はブラック・グレーのほか、ネイビーやピンストライプのはいった少し色味のあるスーツも好まれているそう。
控えめなチェックなどもちょっとおしゃれにみえますね。
ただし着方によってはカジュアルに見えてしまうので、注意を。
ダークスーツでも、ベストの合わせ方で大分印象は変わります。
スリーピースで揃えると、フォーマル感がアップするだけでなく、スマートな印象になります。
あえて、ちょっと明るい色のベストをあわせてもいいですね。
たとえ暑くてジャケットを脱いでも、ベストを着ていればきちんとした印象に。
カラーシャツ
最近は若い人の間でパステルカラーのYシャツも人気のようです。
あまりきつい派手なものでなければ問題ありません。
ただし、格式高い結婚式の場合は白にしておいたほうが無難です。
蝶ネクタイ
パーティスタイルに合うのが蝶ネクタイ。
派手すぎないシックなものがかえってスマートに見えます。
他の人とちょっと差をつける絶好のアイテムですね。
普通のネクタイであれば、シャンパンゴールドのネクタイなどがちょっと格が上にみえ、品よくおしゃれにみえます。
カフス
出典：customlife
が定番とされていたようですが、最近ではそんなしばりもなくなりました。
お祝いにふさわしいワンポイントのおしゃれをしてみてください。
探すとけっこうおしゃれなカフスがあります。
まとめ
最近はレストランウェディングなど、神前やホテルなどで行わないカジュアルスタイルも増えました。
その傾向で、ブラックフォーマルなどを着ない人も増えているのかもしれませんね。
ただし、親しい友人の結婚式とはいえ、両家の親・親戚が集うフォーマルな場であることを忘れずに。
あまり軽率な服装で行くべきではありません。
あまり定番にとらわれたくないという方は、最低限のマナーを守った上でコーディネイトを考えてくださいね。
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