七夕は何を食べる?家で七夕祭を楽しむメニュー

先日、平塚の七夕のご紹介をしましたが、七夕ってどちらかというと子供向けのイベントとなってきたように思います。おそらく、飾り付けをメインイベントにしているからなんでしょうね。

では大人の楽しみ方とは?

本来、短冊は7月6日、笹竹に願い事を書いてつり下げ、7日の朝に川に流すというのが風習だったそうです。今の時代、環境問題などから無理なことですが。。願い事も、「筆(書)がうまくなりますように」が転じて、習い事の上達を願うことが主流となったそうですが、今ではなんでもアリですねww

子供イベントになりつつある七夕ですが、五節句であり、二十四節季の小暑(しょうしょ)にもあたります。

梅雨明け間近で本格的な夏を迎えるこの日。
2017年は金曜日なので大人の七夕祭を楽しんでみてはどうでしょうか。

スポンサーリンク

家での七夕祭 準備は?

大人同士で楽しむなら、大げさな笹飾りは不要な気がします。
シンプルに、笹に小さな輪飾り、または短冊に見立てた和紙の飾りを1~2つ付けて、陶器などの花器や徳利などに生けてみましょう。

せっかくなので、当日は浴衣を着てはどうですか。
あれこれと大げさなものでなく、女性なら半幅帯でさらりと着た感じでいいと思います。

あとは料理。七夕にちなんだメニューで楽しみたいですね。

七夕由来のメニュー

七夕にはそうめんを食べるってご存知でしたか?

実のところ、私は最近まで知りませんでした。

その元は、奈良時代に中国から伝わった索餅(さくべい・さくへい)と呼ばれる小麦粉と米粉を練って、乾燥させたお菓子のような食べ物です。

7月7日、これを食べると無病息災で過ごせるといわれていました。
中国の伝説で、帝の子供が7月7日に亡くなり、この子供のたたりが、のちに流行り病を広めました。その子供が生前好きだった索餅をお供えしたところ、沈静化したという伝説からきているそうです。

索餅はのちに索麺(さくめん)と呼ばれるようになり、それが転じて「そうめん」になったという説、または中国の七夕の原型となっている「機織りの上達」を願うお祭りから、着物の白い糸を見立てて、そうめんを食べるようになった説があります。

そうめんなんて味気ない、といわずにちょっとひと工夫して七夕ホームパーティにトライしてみませんか?

スポンサーリンク

アレンジ次第?七夕メニュー

そうめんメニューは最近では結構出回っています。
クックパッドでも七夕メニューで検索で相当な数のレシピが公開されています。

また、オールアバウトの七夕メニュー(おもに素麺ですが)がなかなか面白いと思いました。
ぜひ参考にしてみてください。

>>七夕のパーティレシピ(All about)

最近ではなぜかちらしずしや食後ゼリーが定番となりつつあります。
ただ、これらに関しては特に由来はなさそうですね、、。

七夕、近年関東ではこの時期まだ梅雨が明けてないので星を愛でることはなかなか難しいですが、今一度七夕という行事を振り返り、日本のお祭り・伝統行事として見直してみるのもいいかもしれません。

年に一度、おり姫とひこぼしが出会う日。
素敵な夜になるよう、願いつつ。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする