使い方次第では効果半減?!
知っておきたい日焼け止めの正しい使い方
日焼け止めは4月から9月までが最も強いとされています。
そう、夏になってからの紫外線対策は遅すぎです。
「ぜったいシミを作りたくない!」という方必見。
日焼けしないための日焼け止めの正しい使い方と注意点。
目次
その使い方合ってる?日焼け止めの塗り方
専門家からすれば多くの人が日焼け止めクリームの使用方法が間違っているそうです。
まずはその使用量と部位ごとの塗り方をおさらい。
顔の日焼け止めの塗り方
顔の場合
「日焼け止めクリームはベタつく」
と、少量を薄くのばす人が多いそうですが、専門家からすると一般的に使用量が少なすぎる傾向にあるそうです。
メーカーによって1円玉くらいとか、10円玉くらいとか目安がバラバラですが、
「ちょっと多すぎかも。」
と思うくらいが適量だそうです。
顔全体に対してリキッドタイプなら1円玉2個分、クリームタイプならパール粒2個分というのが目安とされていますので、心もちそれより多いくらいがいいかもしれませんね。
塗りムラをなくすためにも、少し多めにとり、両頬、額、顎、鼻の頭において円を描くようになじませます。
ポイントはすりこまないこと。
フェイスライン、首筋もお忘れなく。
足りなくなったらためらわず日焼け止めを補充してください。
頬は内側から外側へ。
額は髪の生え際方向へ、鼻は上から下、さらに小鼻周りへ。
目元は目頭から目尻に向けてのばします。
女性の場合、化粧するとき、日焼け止めクリームを塗る順番は
化粧水→乳液または美容液→日焼け止めクリーム→化粧下地→ファンデーション
となります。
ボディの場合
腕や足の場合、手に日焼け止めクリームをとって、のばす人が多いようですが、実はこのやり方はNG!
手にとるとムラになるやすくなります。
腕や足には直接線上に出し、そこから大きく円を描きながらのばしていきます。
顔と同じくすりこまないこと。
また、肩から胸にかけては焼けやすいのでていねいに塗ってください。
紫外線は服も通すので、背中など絶対焼きたくない人は、誰かに塗ってもらうなどの対策を。
塗るタイミングと塗り直しのタイミング
塗るタイミングを誤ると、日焼け止めクリームの効果は十分発揮されません。
そこは見計らい、塗り直しのタイミングもしっかりチェックしておきましょう。
日焼け止めを塗るタイミングと順番
日焼け止め塗るのは外出直前は間違いです。
日焼け止めは塗ってから肌に馴染み、その効果が発揮されます。
外出の30分前が目安。
腕や手の甲に塗り忘れたといって外出する直前に塗ってもあまり効果は期待できませんよ。
塗り直しのタイミング
万全に日焼け止めを塗ったからと一日効果が持続するわけではありません。
日焼け止めは時間とともにその効果は薄れていきます。
汗をかけばなおさら。
2~3時間ごとに塗り直しましょう。
女性はメイクをしているので、髪や顔にはスプレータイプの日焼け止めが安心です。
またはパフに日焼け止めをつけて、おさえるように塗布し、その上からファンデーションを塗り直せば完璧です。
または汗や余分な皮脂をティッシュで押さえ、普段使う量の1/2くらいを手にとり、顔にプレスするように塗ります。
あまりそこから手を動かしたりするとメイクが崩れるので注意!
厚ぼったくなるのという方はやはりスプレータイプを選びましょう。
日焼け止めを使用する時の注意点
ちょっと注意するだけで、格別に肌へのダメージがなくなります。
最低限注意したい点をまとめました。
保湿ケアせずに塗る
乾燥している肌は敏感になっています。
日焼け止めはけっこう肌への負担が大きいので、しっかり保湿ケアしてから使用するようにしてください。
昨年の残りの日焼け止めは絶対使わない
化粧品もそうですが、ある程度消費期限というものがあります。
特に日焼け止めなどは酸化したり、雑菌が繁殖している可能性も。。。
かえって肌を傷めかねません。
もったいないと思わず、新しいものを使用してください。
手のひらですり合わせてから塗布する
手にとってすり合わせてのばし、顔やボディにのばすと、ムラができます。
結果、効果が激減する要因に。
先に述べた通り、顔は数か所において、丁寧にのばすようにしてください。
ボディは直接線上に出し、そこからのばしていきます。
まとめ
紫外線対策は夏になってからでは遅すぎます。
できれば通年にわたり、紫外線対策はしていくのがベストです。
日焼け止めは完全に紫外線をカットしません。
塗っていなければ、日焼けの速度が早くなるだけです。
「このくらい大丈夫」が後の後悔にならないように注意したいですね。
【関連記事】
> 日焼け止めを塗ると肌が乾燥する?対策と日焼け止めの選び方