今年は決める 浴衣姿に差をつけるコツ

いくら良い浴衣を誂えても、それは結局着こなし次第です。
ちょっとポイントを押さえるだけで、浴衣の着姿はだんぜん変わってきます。

着こなしから振る舞いまで、2017年夏。ワンランクアップの浴衣の着こなしを目指してみませんか?

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そもそも浴衣は夏用の着物?

浴衣と着物は“別物”です。
言ってみれば、お洒落着と普段着くらいの違いです。

基本的に浴衣は肌着に素足に下駄という組み合わせになります。
ただ、よそ行き浴衣には長襦袢・足袋を合わせます。

ちなみに夏着物を浴衣と同じように着るのはNGです。

ワンランクアップ 浴衣の着こなしポイントとは?

【襟元】
着物は半襟を見せるように合わせの位置を決めますが、浴衣はその必要がないので少し詰め気味にします。目安としては鎖骨が隠れるくらい。

襟が首から浮かないように、沿わせるように。
よくVネックのカットソー感覚で襟を合わせ、ネックレスなどを見せている人を見かけますが、浴衣の場合はかえって不格好に見えることがあります。襟元のアクセサリーは避け、うまく襟が首元に沿うように心がけましょう。

着付けのとき、左右対称に両脇に届くように合わせられていると、着くずれして襟元がひらいてくるということはなくなります。

衣紋
着物はよくこぶし一個分衣紋を抜くと言いますが、浴衣は心持ち多めに抜きます。
ただ、抜きすぎると色気が出るどころか、だらしなく見えるので加減に注意してください。

広く開ければいいというわけでないので、そこは鏡をみながら調整しましょう。

【着丈】
着物はかかとが少し隠れるくらいに合わせますが、浴衣はくるぶしくらいが目安です。
ワンランクアップを目指すなら、短かくなりすぎないようにしましょう。子供っぽくみえてしまいます。

若い方で、裾が広がってしまっている人を良く見かけますが、裾は少し狭める感じにしたほうがシルエットがきれいです。

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ワンランクアップ 浴衣に合わせる小物は?

【バッグ】
ここは奮発して浴衣にあうものを選びましょう。
普段使うバッグを合わせる人が多いですが、せっかくのお洒落に手抜き感が出てしまいます。

できればかごバッグ。麻や綿のバッグでもいいと思います。
金属製の装飾のある普段使いのバッグは避けたいですね。

【下駄】
鼻緒や生地はお好みで。かかと2センチくらいが出る大きさを目安に。鼻緒をすげてもらうとき、足の指の付け根が鼻緒まで入るのはゆるすぎです。調整してもらいましょう。

【その他】
寝付けなどをつけてもいいですし、帯どめで遊んでもいいですね。
髪の長い方はアップにしてかんざしにトライしてみてください。

大ぶりのイヤリングやピアスは避けてください。

最後はやはり振る舞い!

浴衣を着た時は、立ち振る舞いに気をつけましょう。
ここが、他の人と大きく差をつけるポイントです。

【歩き方】
内またで。つま先を内側へ内側へと向けて、小幅で歩きます。
大股で歩いたりすると、着くずれの原因にもなりますので要注意です。

【床に座るとき】
足をくずして座るときは左側に足を出します。右側にだすと、裾から着くずれする場合があります。

【その他】
電車などでもそうですが、肩より上に手をあげないようにしてください。
浴衣で腕が丸見えになると、なんとも品がなくみえます。

以上、いかがでしたでしょうか。

ちょっとしたポイントで、ぐっと見え方が変わってきます。
男性もしかりです。

今年の夏こそ、浴衣美人を目指しましょう。

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